06/11/22 15:18:13 M7Kcivrr0
ソフトバンク子会社、5年間で80億円申告漏れ
URLリンク(www.sankei.co.jp)
ソフトバンクグループの金融部門を統括していた旧ソフトバンク・ファイナンス(現ソフトバンクテレコム販売、東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、平成17年3月期までの5年間で約80億円の申告漏れを指摘されていたことが22日、分かった。
同社はすでに修正申告したが、多額の累積赤字を抱えているため追徴税は生じなかった。
関係者によると、同社は別のグループ会社の名義を使って都内の不動産会社経営者らから買い取った株式を、12年10月になって経営者らに計約50億円で売り戻した。
同国税局はこの取引をめぐり、時価に比べて安く経営者らに利益を与えたと判断、適正価格との差額について交際費と認定したとみられる。
ファイナンス社は今年8月まで、ソフトバンクグループ内で中間持ち株会社の役割を果たし、投資会社「SBIホールディングス」の筆頭株主だった。
SBIの北尾吉孝・最高経営責任者は昨年6月まで代表を務めていた。
現在、事業の実態はなく、従業員はSBIに移っている。
SBIも今年、株取引に絡み同国税局から寄付金と認定され、約30億円の所得隠しを指摘されている。
ソフトバンク広報室は「見解の相違はあるが、指摘に従い修正申告した」と話している。