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ソフトバンクモバイル:契約で混乱 準備不足「格安」かすむ
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「通話料¥0」など電撃的な料金プランを導入し、番号継続(ポータビリティー)制開始後の新競争で台風の目となるかに見えたソフトバンクモバイル。
しかし、準備不足がたたり、制度導入直後にいきなりシステム障害を起こして、つまずいた。
業界のトップ2社から顧客を奪おうと値下げで攻めたソフトバンクだったが、静観していたライバルに反撃の機会を与える結果となった。
孫正義社長が強調する「競争促進」のためには、トラブルの再発を防ぎ信頼を回復することが急務だ。
「システム対応の人員が少なかったことに加え、契約の受付量を見誤ったのは事実だ」。
孫社長は、30日の会見で態勢の不備を認め、陳謝した。
番号継続制導入前日の23日に、「ソフトバンクの契約者同士なら、通話やメールが無料になる」という大胆な新料金制を発表し、顧客の関心をひきつけた同社。
だが、関心を集めた分、申し込みが殺到し、システムが対応できなかった。
孫社長は「想定以上の顧客が来たのは、それだけ料金が高いと思っていた人がたくさんいたということでもある」と語ったが、価格競争の引き金を引くという当初の狙いは、システム障害による混乱でかすんでしまった。
ソフトバンクには、今回のシステム障害とは別のリスクもある。
新料金プランの導入により、ソフトバンクの料金体系は大幅に複雑化し、料金請求でミスが起きる懸念が残る。
孫社長は「万が一、今後トラブルが起きても誠心誠意対応して理解を得たい」と繰り返すだけだった。