06/10/28 00:20:13 b5/ON/Yf0
ずらりと並ぶ「0円」の文字。怖いのはユーザーの誤解
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
26日の発表会会場になったヨドバシカメラマルチメディアAkibaでも、ソフトバンクモバイルのブースには「0円」の文字がずらりと並んでいた。
「全機種¥0」の文字、予想外割の通話料やメール代「¥0」の文字、まさに“ゼロのオンパレード”だ。
しかし、携帯電話キャリアは慈善事業ではない。
当然すべてが無料なはずがなく、ソフトバンクモバイルの「0円」には様々な条件や制限がある。
例えば、ゴールドプランは実際は月額9600円の料金プランであり、無料通話分はなく、他社の同一価格帯の料金プランと比較すると、“無料にならない相手”への通話料はかなり割高だ。
ゴールドプランで「0円」の恩恵を十分に享受できるかは、ユーザーの利用スタイルに大きく依存している。
新スーパーボーナスも、必ず「0円」になるとは限らない。
すでに別記事で説明されているが、新スーパーボーナスで0円になるのはあくまで「頭金」であり、ハイエンド端末の購入や端末利用期間が短い場合は、分割払いの端末価格の一部が毎月の利用料金に上乗せされる。
しかし、その一方で問題なのが、その実態がユーザーにしっかりと理解されないまま、「0円」や「低価格」ばかりが一人歩きすることだ。
実際、23日の予想外割の発表はMNP前夜だったこともあり、テレビやラジオ、一般紙で大きく注目された。
しかしソフトバンクモバイルの発表が突然だったこともあり、その紹介のされ方は、「月額2880円」や「通話料・メール代無料」の部分だけがフォーカスされており、細かな条件や制限、従来型の料金プランに比べてデメリットになる部分がほとんど説明されなかった。
これでは携帯電話サービスに詳しくない人を中心に、ユーザーの誤解を招きかねない。
また、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaをはじめとする家電量販店やソフトバンクショップでの店頭広告や訴求でも、「0円」ばかりを目立たせており、ユーザーの利用スタイルによってはデメリットになる部分の表記は小さく、または説明が不十分である。