名探偵ツンデレ   ― 第4の依頼 ―at OWARAI
名探偵ツンデレ   ― 第4の依頼 ― - 暇つぶし2ch150:名無し職人
06/07/15 22:46:11
これはヤバイだろ・・・・

151:名無し職人
06/07/15 22:46:31
これはやばいやろ

152:名無し職人
06/07/15 22:46:50
これはヤバイだろ

153:名無し職人
06/07/15 22:47:00
  (::::::::::/  ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
 (:::::::::/ 彡  ノ   ノ  :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡   ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
 | =ロ   '"●>  ∥ ∥  <'●  ロ===|      これはやばちんこ。
 |:/ ∥    / /ノ  ヽ \     ∥ ヽ|ヽ
 |/  ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ.   ..| |
.( 。 ・:・‘。c  ( ○ ,:○ ) ;”・u。*@・:、‘)ノ  
( 。;・0”*・o; / :::::l l::: ::: \ :。・;%:・。o )
(; 8@ ・。:/  _,-'ニニニヽ :\.”・:。;・’0.)
.\。・:%,: ):::  ヾニ二ン"   ::::(: :o`*:c/    
 \ ::: o ::::::: ::::::::::::::::::::::::  ::::::::::::::   /
  (ヽ  ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_     ノ
   \丶\_::_:::::_:::: :::::_/::::::: /

154:名無し職人
06/07/15 22:47:07
これはヤバイだろ

155:名無し職人
06/07/15 22:47:17
これはやばいだろ

156:名無し職人
06/07/15 22:47:23
これはやばいやろ


157:名無し職人
06/07/15 22:47:51
             l/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l/
               i: : : : :_/l :∧ :ト、: : l\lヽ_: : : : l
              l/. : :l/ `ヽ、ヽ! \!>く ∨. : :l
.           _   l、 : : l / 疋ノヽ  /´疋ノj | /ヽ!         これは     
          └┴、   V ヽ! ー‐     ̄   l//)l       ┌‐┐     _/_  /    ―┐     `ヽ  _/_ヽヽ
       / / `ヽヽ  lくヽ!             l/j /   _   /´ 二 ヽ     _/_ ヽ /     _/__/     / ̄ヽ  / ―
.       l 弋_ノ /  ヽ、l     - ‐  、  l/ ̄<´    l 〈   〉 !  (__/ 丿 /^ヽ__ノ(__/ /`ヽ よ _ノ / ー‐
        lヽ、_ イ      `!( く二二二二/ /: : : : : : :\  /ヽ、ー ' /!
       /!__∧       ヽ  `ー―‐ ′ ′ : : : : : <ヽ !_∧二∧l   /   _/__  /  \  `ヽ    「/ 「/
        ∧_/ ̄∨ i      / \   ̄  /!ヽ、: : : : : : : :ヽ_ヽ〈_ノノ   /     〈_/_ く   /_   ̄/     l/ l/
        !__∧_∧/     / /| ヽ_/  |、 ヽ ̄ ̄ ̄  / ̄_| |/`ヽ /^ヽ__ノ  (__   \ __ノ  /\_ O O
      \__| |_/   _/  l        l  l       〈 /´ | |  ̄ ヽ
       / | | ̄ Y^ヽ/!   !       _!  l       ヽ>ー !」‐-   !
      /  _!」_ノ_ノ   |  l __   /´  l   !      〈 __    l
    /l       ヽ    l   !  `    /   l       〈 _    /

158:名無し職人
06/07/15 22:48:51
これって逮捕された前例あったような・・・

159:名無し職人
06/07/15 22:49:01
      ______       ______
     r' ,v^v^v^v^v^il    /          
     l / jニニコ iニニ!.   /   
    i~^'  fエ:エi  fエエ)Fi  !  
    ヽr      >   V  !     
     l   !ー―‐r  l <   これはやばいだろ
 __,.r-‐人   `ー―'  ノ_ ヽ 
ノ   ! !  ゙ー‐-- ̄--‐'"ハ ~^i \_     
 ヽ ! ヽ、_     _.ノ  i  \ 
ヾV /              ! /.入

160:名無し職人
06/07/15 22:49:27
これはやばいだろ

161:名無し職人
06/07/15 22:49:40
      ______       ______
     r' ,v^v^v^v^v^il    /          
     l / jニニコ iニニ!.   /   
    i~^'  fエ:エi  fエエ)Fi  !  
    ヽr      >   V  !     
     l   !ー―‐r  l <   これはやばいだろ
 __,.r-‐人   `ー―'  ノ_ ヽ 
ノ   ! !  ゙ー‐-- ̄--‐'"ハ ~^i \_     
 ヽ ! ヽ、_     _.ノ  i  \ 
ヾV /              ! /.入


162:名無し職人
06/07/15 22:50:59
これは
>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
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やばいだろ

163:名無し職人
06/07/15 22:52:04
kanariyabai

164:名無し職人
06/07/15 22:59:55
これはやべーよ・・・

165:名無し職人
06/07/15 23:22:31
ツン「あれ・・・?」
助手「どうしました?」
ツン「眼鏡がないわ」
助手「そうですか」
ツン「ちょっとぉ!そこは『僕も一緒に探します』とか『代わりのを買ってあげます』とか!『僕が責任を取ります』とか言うもんじゃないの!?」
助手「・・・一番最後のは何かアレですけど・・・今回は一体なんですか?できることなら静かにしてもらえます?本読んでるんです」
ツン「あ、あのねえ、人が困ってるんだから、そういう時は・・・」
助手「あのですねえ、あんまり面白くないんですけど」
ツン「・・・・・・」
助手「・・・・・・」
ツン「・・・グスッ・・・じゃあ、いいわよ!アンタなんか大嫌い!バカ!もうアンタなんかに手伝ってもらわなくていいわよ!バカ!・・・バカ・・・
   知らないくせに・・・なんで眼鏡かけたのか・・・知らないくせに・・・」
助手「・・・・・・もしかして、本気で言ってるんですか?」
ツン「本気ィ!?人が眼鏡なくしちゃいけないの!?」
助手「う~ん・・・所長さんって天然なのかなあ・・・もう長年の付き合いなのに、そんなことに気がつかなかったとは・・・」
ツン「だ、誰が誰の保護者・・・な・・・なによ・・・あ・・・あ・・・」
助手「このまま顔を近づけたら、どうなりますか?」
ツン「あ・・・う・・・」
助手「さ、どうなります?」
ツン「・・・う・・・したいなら・・・してもいいけど・・・」
助手「なにをするんですか・・・」
ツン「だ・・・だからぁ・・・」
助手「じゃ、もっと近づけちゃいますよ?」
ツン「(うあ~・・・私・・・ドキドキしてる。唇・・・取られちゃうよぉ・・・)」

166:名無し職人
06/07/15 23:23:44


   コツン

ツン「?」
助手「正解は、『額にのっかってた眼鏡にぶつかる』でした。あ、やっぱりわざとじゃなかったんですか。
   今時、波平お父さんでもそんなボケしませんよ。でも、眼鏡見つかってよかったですね」
ツン「・・・・・・・・・」
助手「どうしました?」
ツン「・・・バカ」
助手「へ?」
ツン「バカ!バカァ!なんで乙女に恥かかせるのよ!だからアンタはデリカシーがないのよ!この真性バカ!」
助手「ちょ、ちょっと・・・・そもそも額に眼鏡のっけてる所長さんがいけないんじゃないですか。俺に恥かかされたなんて言われても」
ツン「ア、アタシが言ってるのはそこじゃなくて・・・」
助手「? じゃ、なんのことですか?」
ツン「! ア、アンタだって人のこと言えた義理じゃないじゃない!真性のバカ!気づきなさいよぉ!」
助手「?・・・あ、なるほど。それもそうですね。それなら所長さん、さっきやってもいいって言いましたよね。では、遠慮なく」


ツン「!?・・・・・・・(嘘・・・夢・・・じゃない・・・唇・・・あたたかい・・・)・・・・・・・」
助手「・・・・・・・」


167:名無し職人
06/07/15 23:24:33
ツン「・・・・・・ん・・・・・・」
助手「あ・・・今の声、可愛かったな」
ツン「ん・・・ん・・・」
助手「いつもそういう可愛い声なら、所長さん、もっともてるのに。眼鏡なんかない方が可愛いのに」
ツン「! バカァ!」
助手「ぐえ」
ツン「アアアアアアアアンタがそう言うなら、もう絶対に眼鏡外さないんだから!」
助手「いてて・・・どうしてですか。眼鏡ない方が可愛いのに・・・」
ツン「眼鏡ない方が可愛いんでしょ・・・他の男に可愛いなんて思われたくない、だから・・・あ・・・」
助手「どうしまし・・・あ、今、振り落とされちゃったんですね・・・眼鏡割れちゃってますね・・・」
ツン「ああ~・・・うう~・・・」
助手「・・・ね、諦めなさい。眼鏡なんかしても無駄です。これはそういう神様のお告げなんです」
ツン「・・・どういう意味よ」
助手「所長さんは、何もしなくても可愛いし、何をしても綺麗なんです。無駄なあがきはやめるべきです」
ツン「アンタが可愛いって思わなきゃ・・・意味ないよ・・・」
助手「可愛くない子の唇は奪いません」
ツン「あ・・・唇」
助手「ね?だから・・・もういいでしょ?」

ツン「・・・よくもあっさり人の唇奪ってぇ―ッ!」
助手「あ、ちょっと、鳩尾は、うぐぉ」
ツン「大体、その理論だと、可愛い子の唇全部奪うんじゃない!」
助手「そ、そういう意味じゃなくて、可愛い所長さんだから、あう、延髄は、うがぁ」
ツン「バカ!バカァ!・・・バカなんだから・・・ふふん・・・バカ」

168:名無し職人
06/07/16 00:03:21
乙ですよ
皆さん
乙ですよ

169:名無し職人
06/07/16 07:32:21
これはすごくいいツンデレですね

170:名無し職人
06/07/16 19:24:24
いいwwwwwww

171:名無し職人
06/07/16 20:37:05
肝オタの巣窟

172:名無し職人
06/07/16 20:57:44
暗号解読の依頼が持ち込まれた。長期入院中だった妻が、夫に残したものだ。
亡くなる前、夫に手渡された、一通の手紙に書かれていた暗号。
「私が死んだら、この暗号を解いてね。まぁ、バカなあんたにはわかんないだろうけど」
そう言い残したそうだ。
普通なら、こんな難しい問題は、助手にまかせるんだけど、たまたま読んだばかりの漫画、金田一少年の事件簿に、似たような暗号があったので、自力で解読する事が出来た。
私は、依頼者に手紙を読んで聞かせた。
「ねぇ、私が推理小説好きなの知ってるでしょ。特に暗号ものがね。
どうしてかを、バカなあんたに教えてあげる。私も良く会話の中で暗号を使ってたからなの。
まぁ、私の暗号は簡単なんだけど。今まで、百万回ぐらい、バカなあんた、って言ったわよね。
ホントはね、バカの部分を大好きに変換しなきゃいけない暗号だったの。
それじゃあね、世界一バカなあなた。世界一素直じゃない妻が死んだからって、あんまり泣かないように、ね」
・・・で、奥さんの遺志に反して、大泣きする旦那さんと、一緒に大泣きする私がいたわけで。
翌日、風邪で休んでいた助手が、3日ぶりに出勤してきた。
「あんたが休んでる間に、依頼を一件解決しといたからね」
誉めてもらいたかったのだが、助手は意外な事を言った。
「凄いなぁ。でも、どんなに凄くなっても、一人でやっていくなんて、言わないで下さいね。
僕は、ずっと、先生の側で助手をやっていきたいんですから」
恥ずかしいとか嬉しいとかせつないとか、そんな気持ちで一杯になった私は、真っ赤になりながら、大声で叫んだ。
「ホ、ホントに、あんたはバカなんだから!!」
・・・助手が私の暗号を解けているかは、まぁ、名探偵の私でも、推理に苦しむとこなんだけど。

173:名無し職人
06/07/17 00:12:54
なんか急に出てきたこの人いいなあ
雰囲気があるなあ
職人皆さん乙です

174:名無し職人
06/07/17 08:26:31
うまい人はコテハンをつけなさいって言ってるでしょ!んもう!

175:名無し職人
06/07/17 08:43:24
>>172
すごくいいツンデレだと思います。この職人さんかなり知的な感じが。
しかも1レスにきっちりおさまってテクニカルな印象も♪
乙です

176:名無し職人
06/07/17 20:32:25
姉「ふふ~、よいではないかよいではないか~」
ツン「あ、ちょっと、お姉ちゃん、やめてよ!」
助手「・・・何やってるんですか」
姉「あ、助手く~ん、いいところに来たわね。やっぱりこういうのは男の子がやってあげないと」
助手「何をですか?少なくとも男が手を出すべき行為には見えないんですが」
姉「見てわからない?これから夏祭りに行くの。だから着物着せてあげてるの。
  ・・・あぁ、それにしても、お姉ちゃん嬉しいわぁ。こんなに豊かに育ってくれたなんて」
ツン「や、やめてよ!第一、好きで育ったわけじゃないんだからね!早く着付けしてよ!」
姉「はいはい、焦らない焦らない。この帯をくるりと回してここで結ぶ。はい、できあがり。どう、可愛い?」
助手「・・・・・・・」
ツン「ど、どうしたのよ。驚いたりしないの」
助手「所長さん」
ツン「な、なによ!」
助手「いい加減にしないと、僕だって鼻血で床を汚しますよ」
姉「でしょ~♪女のアタシから見ても可愛く仕上がってるわよね」
ツン「や、やめてよ!わ・・・わたし・・・アンタの為に着物きたわけじゃないし・・・」
姉「あらあら、素直じゃないんだから~。それじゃあ、ダメ押し!忍法コマまわし!」
ツン「きゃ!帯を回すのは・・・」

はらり

助手「ぶッ」
姉「むふふ~。ご開帳~♪」
ツンデレ「え・・・え・・・ちょっと・・・え・・・あ・・・・う・・・あ・・・
     きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!バカ!バカ!変態!死んじゃえ!」
助手「ちょ、浮かせて追い討ちは、っていうか、僕じゃ、げふ、がふ、ぶぼぁ」
姉「え~・・・そんなわけでこれから夏祭りなんですけど、その前に助手君がパーフェクトでGAME OVERになる恐れがあります。
  
  ま、いいよね!」


177:名無し職人
06/07/17 20:55:30
乙です
いいですw

178:176を勝手に続けた夏祭り編
06/07/17 23:30:45
遠くから祭囃子が微かに聞こえてくる。もう祭りは始まっているみたいだ。
姉から着せてもらった浴衣で早く出かけたくて仕方ない妹は待ちきれなくなり事務所に入って来た。
「みんな何してるの~。早くお祭りに行こうよ!…何かあったの?」
床に鼻血まみれで転がっている助手と乱れた浴衣姿のツンを交互に見ながら妹は訪ねた。
「うふっ、ちょっとしたコミニュケーションよ。それよりツン、早く浴衣直しさない」
「自分で脱がせておいた何言ってるのよお姉ちゃん!」
「大丈夫、さっきよりもっと可愛くしてあげるから。目が覚めたら助手クン驚くわよ~」
「べ、別に助手を喜ばせるために着るんじゃないわよ!」
「はいはい、わかりました。妹ちゃん、もうちょっと待っててね」
何があったかわからないまま、妹はキョトンとした顔をしたまま、ツンの浴衣が仕上がるのを待っていた。
「ところで、僕はほったらかしのままですか…」

「まったく、時代劇じゃないんだから普通帯回しなんかしないわよ!」
「僕がやったんじゃないんですが…」
「見ていて止めなかったのも同罪よ!」
「でも、やってみたかったんでしょ、助手クン」
「あ~私もやってみたい!お兄ちゃん、帰ったら私にやってみて~!」
「何言ってるんだよ!」
妹の大胆な申し出にドギマギしながらも助手が答える。
(しかし…みんななんか色っぽいな。普段こんな姿見慣れないからかな?)
一歩前を行く三人の後姿を見ながら助手は思った。特に助手より頭一つ低いツンの髪をアップした姿は格別だった。
夕闇に白く映えるうなじ、そして微かに乱れた後れ毛がなんとも色っぽい。助手は歩きながらもその姿に見とれていた。

179:176を勝手に続けた夏祭り編
06/07/17 23:31:36
「あっ!お兄ちゃんリンゴ飴買って~!」
「射的よ射的!私の腕みせてあげるわ!」
「やるなら型抜きよ!私の器用さ知ってるでしょ!」
「三人ともそんなに動き回らないで!人増えて来たからはぐれちゃいますよ」
祭りもそろそろ最高潮に達しようとしていた。それに伴い人の数は増えて行く。
「助手~どこにいるの?」
「所長、ここですよ」
「あれほどはぐれないように気をつけなさいって言ったでしょ!」
「ええ、言いましたね、僕が」
「お姉ちゃんと妹ちゃんは?」
「見つかりませんね~。探してみますか?」
「そうね、それと…」
少しうつむくと、ツンは助手の手を握りしめた。
「!」
「勘違いしないでよ!またはぐれたら困るから手繋ぐんだからね!」
「は、はい…」
手を繋いだまま歩いて行くツンは赤面しながらも嬉しそうだった。

180:176を勝手に続けた夏祭り編
06/07/17 23:32:20
「二人ともどこ行ったのかな~?見つかりませんね?」
「もう少し見つからなくてもいいんだけど…」
「えっ、何か言いました?」
「何も言ってないわよ!」
「でも困ったな~。もうすぐ花火大会始まるのに。せっかく取って置きの場所見つけてたのにな」
「このまま二人っきりで花火大会見るって言うのも悪くないわね…」
「また何か言いました?」
「言ってないって言ってるでしょ!その場所ってどこ?仕方ないから行ってあげるわ」
「でも二人捜さないと…」
「迷子になる方が悪いのよ!せっかく見つけたのに勿体ないでしょ」
「でも人気無いところですし…」
「なお結構よ!」
「えっ?」
「なんでもないわよ!で、どこなの?」
「前回神社に来た時(恐怖夜話?編)見つけたんですけど…」
そう言って助手は神社の横道に入って行った。ツンの手を繋ぎながら。

「真っ暗ね…ちょっと恐いわ」
「もうすぐですよ。足元気をつけてくださいね」
雑木林を抜けると、少し開けた場所が現れる。
「わぁ…」
そこは崖の上であり、二人の前に夜景が広がっていた。
ドーーーーン!
豪快な音を響かせて二人の頭上に大輪の花のような花火が広がる。
「丁度始まったみたいですね」
「きれい…」
そう言って花火を見上げるツン。助手はその横顔の方が綺麗だと思った。

181:176を勝手に続けた夏祭り編
06/07/17 23:32:59
「お兄ちゃん、どこ行ってたの?捜したんだよ!」
「お前達こそどこにいたんだよ?」
「私はお姉さんと一緒にお兄ちゃん達探してたんだよ。一緒に花火大会見たかったのに…」
花火大会も終わり、神社の出口でやっと妹達と合流できた二人。
と、姉が二人に話し掛ける。
「で、どうだったの、うまく行った?」
「何がですか?」
「また~とぼけちゃって!でも初めてが野外で浴衣プレイなんてなかなかマニアックよね」
「だから何もやってません!」
「あら、でも二人仲良く手繋いで人気の無い方に行ったの見てたわよ?」
「見てたならなんで声掛けないんですか?」
「邪魔しちゃ悪いと思ったから♪何も無かったなんて言わせないわよ~。そうじゃ無かったら手繋いでいる訳無いでしょ?」
「あれははぐれない為に…」
「じゃあ、なんでまだ繋いだままなのよ」
「えっ?」
そう言って二人は同時に自分たちの手を見る。二人の手はまだしっかり繋いだままだった。
「じょしゅ~!さっさと手離しなさいよ、このバカ~!」
「えっ!ちょっと待って…ウワ~!」
ツンが急に手を振り出したせいで、助手はバランスを崩し、更に運が悪い事に、そこは石段の上だった。
そのまま助手は石段を転げ落ちて行く。
「また階段オチか~!」

「ねぇツン、助手クン大丈夫かな?って何時もこんなオチなの?」
「まぁこの香具師書くのこんなオチ多いし…多分怪我もしてないと思うけど?」
「結構…って言うか不必要なほどタフね~。」

「現実なら二・三回死んでると思います…」

182:長編担当
06/07/17 23:46:20
>>176
読んでたら、夏祭りの話が浮かんだんで勝手に続かせてもらいました。すいません。
相変わらずグタグタの展開になってしまいましたねw
>>172
上手いですね~。自分は文章まとめるの下手だから、ここまで綺麗にまとめられません。
次の話楽しみにしてます。
他の皆さんもいいです。乙でした!
この三連休、何処にも行かなかった長編担当でした。


183:名無し職人
06/07/18 01:56:40
乙です!
イイヨー

184:名無し職人
06/07/18 08:12:21
>>181
>「現実なら二・三回死んでると思います・・・」

よかったなラブコメ世界でw
これがシリアスだったらまず病院送り・・・。
はっ!なんかこれでまた話が出来そうw

185:名無し職人
06/07/18 10:53:51
職人皆さん乙です

186:名無し職人
06/07/18 19:41:30
ツン「ねえ・・・アンタの両親って、どんな人?」
助手「・・・それって、結構昔・・・掲示板で言うなら、三スレくらい前に話しませんでしたか?」
ツン「あら、そうだったっけ?ど忘れしてたわ」
助手「・・・んん、じゃあ逆に聞きますけど、所長さんのご両親はどんな人でした?」
妹「あ、それ私も聞きたいな」
ツン「・・・聞きたいの?」
助手「迷惑にならなければ」
ツン「・・・私のパパも、探偵だった・・・あの人は・・・探偵としては一流だったけど・・・人間としては三流だったわ・・・」
助手「・・・・・・?」
ツン「あれは・・・何時だったかしら・・・パパと二人で遊園地に行った時のことだったかしら・・・」

幼ツン「パパ、私、遊園地のソフトクリームなんて楽しみじゃないから(純真無垢な訴えかける目)」
パパ「ああ、いいとも我が愛しの娘よ。ソフトクリームを買ってやろう」
幼ツン「別に嬉しくもないわ(ものすごく嬉しそうな仕草)」
パパ「さ、遊園地に入ろうか。入場券二枚買おうか。大人二枚、もらえるかな?」
係員「はい、かしこまり・・・あの、お客様?大人二枚ですか?」
パパ「そうだ。二枚だ」
係員「・・・大人一枚、子供一枚ではないのですか?」
パパ「なに・・・!?・・・まさか君、娘を子供扱いするのか!?私の娘は立派なレディだ!私の娘を侮辱するとは許さんぞ!」
幼ツン「なにやってるのよ(オロオロオロオロ)」
係員「わ、わわわわわかりました。でも、どちらにしても子供料金の方がお安くなっておりますし、そちらの方が・・・」
パパ「む・・・そうか。それもそうだな。では、子供二枚もらおうか」
係員「は、はい・・・かしこまりました。ど、どうぞ・・・」
パパ「うむ。では、遊園地に入るか」
ツン「そうね(小躍りしながら喜んでる)」


係員「・・・・・・・・・・・・・?・・・・・・・・!おい、ちょっと待て!あ、逃げやがった!」
 
続く


187:名無し職人
06/07/18 20:54:47
父駄目人間じゃねぇかwww

188:名無し職人
06/07/18 20:58:56
幼ツン「パパ、遊園地って不思議ね」
パパ「ん?どうしてだい?」
幼ツン「メリーゴーランドも、観覧車も、ジェットコースターも、人も、みんなくるくる回ってる。どうしてかしら?」
パパ「それはね、回ってるのはその場に留まっているようで、で動いている。動いているようでその場に留まっている。
   誰だって休みの日くらいは動きたくない、けれど、動いてないのもつまらない。だからぐるぐる回っているんだよ」
幼ツン「パパって、つまらない夢想家なのね(キラキラキラキラ)」
パパ「はは、では、そろそろ観覧車に行こうか」
幼ツン「うん(!)」


パパ「・・・おや、君は」
若者「あ、貴方は・・・どうも!お疲れ様です!」
幼ツン「? パパ、このカッコイイ人、誰?(怪しい人・・・)」
パパ「ん、いや、パパの知り合いさ・・・」
若者「どうも、こんにちは。はじめまして。先生、娘さんですか?」
パパ「ん、そうだ、わが愛娘だ。それより・・・ちょっと・・・」



189:名無し職人
06/07/18 21:00:17
パパ「・・・君、また事件かね?」
若者改め刑事「あ・・・何も聞いてませんでしたか。今日はただ娘さんと遊びにきただけでしたか。これは失礼しました」
パパ「それはいい。事件かね?」
刑事「・・・レプラコーンがまた現れました」
パパ「レプラコーン!・・・爆発を黄金の芸術に例える愉快犯か・・・観覧車か?」
刑事「はい。ヤツめ。観覧車が今日、44回まわった時点で爆破する・・・と。で・・・」
パパ「これで43回・・・ってところか」
刑事「ご名答」
パパ「客の非難は完了しているのかね?」
刑事「はい。既に完了しています」
パパ「そうか。じゃあ、私の出番はないな。さ、行こうか」
ツン「そうね(ドキドキオロオロ)」
刑事「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!まだ爆弾が見つかってないんです!力を貸してくださいよ!」
パパ「そんなこと言われてもね~。私には爆弾解体の知識はないし、死にたくないし。そういうのはそっちで頑張っておくれよ」
刑事「せ・・・せんせ~・・・。・・・?・・・!?先生!上!上!天辺のゴンドラ見てください!」
パパ「ん?・・・!あの影は!まだ子供が!一体どうして!」
刑事「そ・・・そんな・・・係員を呼ぶんだ!いや、ダメだ!爆発も近い!危険すぎる!ああ、どうすればいいんだ!」
パパ「・・・私が行こう!」
刑事「そんな!・・・しかし・・・先生、お願いできますか?」
パパ「ああ・・・私にも娘がいる。子を失う親の気持ちは、身を引き裂かれるものだ。私が行く。・・・すぐ戻ってくるよ。待っていられるね」
幼ツン「はじめっから心配してない。頑張ってね。(ポロポロポロポロ)」
パパ「ああ・・・愛してるよ。君が生まれるずーっと前から」



190:名無し職人
06/07/18 21:00:29
186>シリアス話かと思ったら・・・面白い!!ので、続きに期待。
親バカ(バカ親?)親父がいい感じです。

191:名無し職人
06/07/18 21:16:26
続きを書き込まれた後に、タイミングの悪い書き込みでしたね、すいません。
でも、変わらず、続きが楽しみです。

192:名無し職人
06/07/18 21:26:02
パパ「・・・あ~・・・聞こえるか?通信機は通じてるかい?」
刑事『ええ、聞こえてます。どうですか?』
パパ「半分まで来た。・・・全く、私は観覧車はそれほど好きではないのだけれどね」
刑事『あらら、高所恐怖症ですか?』
パパ「違う。閉所恐怖症だ」
刑事『はは、さいですか。それでも探偵ですかね。どっちにしても、お気をつけて。・・・すいませんね、はしご車呼べばいいんですけど・・・』
パパ「気にするな、時間がない、急がなくては爆弾も爆発するだろう。・・・くっ・・!」
幼ツン『パパ!パパ!落ちたら許さないから!(絶対に死んじゃいや!)』
パパ「あ、ああ。大丈夫だ。風に吹かれただけだ。・・・ここまで何分かかった?」
刑事『三十分です。こんな入り組んだ、日本最高峰の観覧車でこのタイムなら、上等です』
パパ「そうか・・・よし、このゴンドラだな!開ける・・・!?」
刑事『どうしました!?』
パパ「・・・子供じゃない」
刑事『そ・・そんな・・・フェイクだったんですか!?』
パパ「?・・・・ああ、なんだ?風船人形?・・・何か書いてある?」
 
「よくここまできたな、マザーファッカー。爆弾は二時ジャストで爆発だ。お前がここに来たのは一時四十分のはずだ。
 ご苦労様。観覧車と仲良く死にな。永遠にさようなら
                            レプラコーン」



193:名無し職人
06/07/18 21:26:33
パパ「! 君、早く近くにいる人を避難させろ!後二十分で爆発する!」
刑事『!? 早く避難させろ!後二十分だ!』
幼ツン『そ・・・そんな・・パパ、どうなるの!?パパ!パパ!』
刑事『先生!先生早く逃げてください!』
パパ「いや・・・もう時間はない!むしろ、後二十分もある!二十分で、この観覧車に仕掛けてある爆弾を解体する!」
刑事『そんな!爆弾の場所なんて分からないじゃないですか!どうするんですか!』
パパ「は、考えてもみたまえ。レプラコーンは、自分の爆弾を芸術的に誇示する癖がある。ただのクズ野郎だ。
   そして、奴はあらゆるものの中心を壊そうとする傾向にある!つまり・・・観覧車の中心部だ!」
刑事『な・・・そこまで・・・なんて人だ!』
パパ「15分で中心部まで行く!5分で十分だ!援護を頼むぞ!」
刑事『は・・・はい!』





194:名無し職人
06/07/18 21:52:56
パパ「あった・・・観覧車のシャフトにピアノ線が巻きつけてある。これが観覧車の回転数によって巻き取られていって・・・ボン、か」
刑事『先生!爆弾はありましたか!?』
パパ「ああ・・・ふ、こんなこともあろうかと、工具は持ってきてある!今、開放する・・・」
刑事『・・・・・・!』
パパ「むう・・・!箱の裏に何か書いてある・・・レプラコーンに注意している奴らを切れ?・・・くそ、ふざけて・・・!」
刑事『中はどうなっていますか?』
パパ「緑の線、オレンジの線、青の線、白の線、黒の線がある。その上に、金色のと銀色のがある・・・!どうする・・・横にはタイマー、四分三十二秒だ!」
刑事『・・・レプラコーン・・・金を探す怪物・・・先生、金です!その金のスイッチを押してください!』
パパ「?・・・そうか・・・!よし、押すぞ」
幼ツン『パパ!違う!』
刑事『!?』
パパ「?違う?どういうことだい?って、何をやっているんだい!早く逃げるんだ!」
幼ツン『ねえ、パパ。覚えてる?大おばちゃまの家に遊びにイギリスに行ったときのこと!』
パパ「ああ・・・覚えてる・・・そうか!道路にそんな標識があったな。『レプラコーンに注意』あれは英国の風習だったな・・・
   ・・・ユニオンジャック!赤と青と白!・・・いや、違う。ユニオンジャックの配線はないよ」
幼ツン『違う!あそこはイギリスじゃない!あそこはアイルランドよ!』
パパ「アイルランド国旗・・・そうか!緑、白、黄色!この配線か!」

パチン

195:名無し職人
06/07/18 22:15:19
パチパチパチパチ
パパ「ふう・・・まさか、生きてもう一度地面に足をつけられるとはな・・・」
幼ツン「パパ・・・!心配させるんだから・・・バカバカ・・・!・・・大ッ嫌い・・・!」
パパ「ああ、私も愛してるよ。ふう・・・やれやれな仕事だ。二度と爆弾解体なんてやらんぞ・・・」
刑事「・・・見事でした、先生。さ、その爆弾を貸してください。こちらで処理します」
パパ「ああ・・・あとは任せたよ・・・」
ポン
ピピピピピッピピピピピピッ
パパ「!」
刑事「え?!」
『はーっはっはっは。俺の爆弾を解体するとはやってくれるじゃねえか。だが、やっぱりてめえはバカだな!
 この音声と同時に、爆弾は再始動する!ま、お前が爆弾を解体した時点で残ってた時間を残り時間にしてやる!
 この腐れ脳味噌やろうが!娘と仲良く死んじまえ!あーばよ!』
パパ「・・・みんな、聞いたな」
刑事「・・・ええ」
パパ「・・・娘は頼んだよ」
幼ツン「パパ!」
パパ「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
刑事「先生!どこへその爆弾を捨てるんですか!」

パパ「(・・・どこだ・・・池はどこだ・・・!・・・あった!残り二十秒!・・・!)」

パパ「このまま、池の底に沈めぇぇぇぇ!」

ドボン

パパ「ぐぅ・・・もう・・・愛してるって・・・言った・・・からね・・・愛してるよ・・・だから・・・許しておくれ」

爆音。

幼ツン「パパ!パパァーッ!」

196:名無し職人
06/07/18 22:16:03
ツン「・・・ね?分かったでしょ?あの人は・・・確かに探偵としては一流だった・・・けど、人間としては三流だった・・・
   私を置いて、一人で行っちゃうんだもの・・・」
助手「・・・立派な・・・人だったんですね」
妹「ぐすん・・・ぐすん・・・」
ツン「ううん、全然立派じゃない。約束を破る人間は、最低よ」
助手「いえ、立派です。きっと・・・天国で所長さんを見守っていますよ」



ツン「は?勝手にパパを殺さないでよ!?」
助手「へ?」
ツン「あのねえ、変な妄想してない?あのダメ人間が、爆弾抱えて池に飛び込むなんて真似するわけないでしょ?
   いい?爆弾ぶん投げて、そのままマスコミとか事後処理がめんどくさくて、一人であの場所から逃げたのよ!?信じられる!?しかも私を置いて!」
助手・妹「・・・・・・」
ツン「大体ねえ、あの人はそれに輪をかけてダメ人間なのよ!あの時ソフトクリームを買ってくれるって約束したのに、結局約束を破ったのよ!
   ああ、あの遊園地のソフトクリーム楽しみにしてたのに!大好きだったのに!とろけるようなあのソフトクリーム!あの人が約束破るから食べられなかったのよ!」
助手「・・・・・・・・ぷっ、はは、はははははははは!」
ツン「な、なによ、何で笑うのよ!」
助手「いやね、色々面白かったんですけど、何より面白かったのは・・・所長さん、お父さんのこと大好きなんですね」
ツン「バ・・・バカ言わないでよ!あんなダメ親父嫌いよ!そんなこと言うアンタも嫌いなんだからね!」

ところが・・・もう少し続く。

197:名無し職人
06/07/18 22:29:04
助手「でも・・・その話、少しだけおかしいですね」
ツン「え?」
助手「だって・・・その話、少しだけ辻褄が合わない点がありますよ」
ツン「・・・・・・・・・あ」
助手「だって・・・そんな風になるはずないじゃないですか」
ツン「確かに・・・そういえば・・・おかしい・・・わね」
助手「・・・そのレプラコーンは、捕まってるんですか?」
ツン「ううん、捕まってない。時効まで・・・あと三日か。ちょうど十年前の話ね」
助手「・・・その時の通信の記録は?」
ツン「残ってる・・・はず」
助手「現場に残ってたものは?」
ツン「あ・・・あるはずよ」
助手「もしも・・・犯人が・・・だとしたら」
ツン「そういえば・・・観覧車をくまなく調べることができる人は・・・
   あのタイミングであんなことができたのも・・・
   あの時、パパが観覧車に登ったのも・・・」
助手「・・・お父さんの弔い合戦と、いきましょうか?」
ツン「だから死んでないってば!・・・でも、そうね。あの人も安らかに成仏できるかもね」

姉「さて、ここまで読めば、あとはすんなりと分かるはずです。
  大して難しい話ではないでしょうね。犯人もほぼ限定されてますし。
  よく読んで、一つ一つの行動が可能だった人間、話で辻褄が合わない点を絞り込めば、
  自ずと犯人は見えてくるでしょう。解決編は、後々に―。
  解説は私―お姉ちゃんでした。ちなみに私、その時はイギリスの曾お婆ちゃんのところにいました。
  運命って不思議なめぐりあわせ―」

ツンデレ「ちょっとお姉ちゃん!なに一人ごと言ってるのよ!」


198:名無し職人
06/07/19 01:37:39
名作キター!!
はやくもこのスレの一番人気になる予感が

ツンデレあり、ギャグあり、シリアスあり、謎解きありと色々盛り込まれてるなぁ♪
長文なのにサクッと読めてなおかつ、後味スッキリ!
最近の職人さんレベル高い!非常に乙です!!

199:名無し職人
06/07/19 02:45:00
今回の職人さん、凄いです!
まるで、探偵物みたいジャマイカ!!

200:名無し職人
06/07/19 05:33:33
うーん
ちょっと自分には微妙ですが
ともかく禿乙です

201:名無し職人
06/07/19 08:32:38
お母さんが探偵じゃなかったっけ?

202:名無し職人
06/07/19 08:50:58
設定は自由
俺のシチュはまた違うし
自分の世界をぶつけていけばいい
いろいろなものが読めて嬉しいし

203:名無し職人
06/07/19 17:21:43
ただしツンデレはガチ

204:名無し職人
06/07/19 17:40:05
そういや水族館はどうなったんだ?

205:名無し職人
06/07/19 21:06:58
ツン、助手、姉、妹の名前ってあるの?

206:解決編
06/07/19 21:48:41
ゴソゴソ

?「そこの君、何をしているんだい?」
新米刑事「あ・・・すいません。ちょっと昔の事件の調べ物をしていまして。あ~・・・どうも、警部どの」
警部「うん・・・見ない顔だな」
新米刑事「ええ、他の所轄から来ましたから・・・」
警部「・・・まあ・・・よろしい。何の調べ物だい?」
新米刑事「10年前・・・レプラコーンとかいう愉快犯について、ですね」
警部「レプラコーン・・・そんな奴がいたな。だが、もう終わった事件だろう」
新米刑事「ええ・・・その通りです。その事件の担当は確か・・・警部殿でしたね。当時刑事でしたそうですが」
警部「・・・ふ、ああその通りだ。だが、解決したのは私ではない。とある探偵だ。私は手も足もでなかったよ」
新米刑事「しかし・・・その功績が後々の昇進に大きく貢献したそうですよね」
警部「・・何が言いたい」
新米刑事「いえ、ね。今、この場で、レプラコーンが捕まるということですよ」
警部「・・・・だから、一体」
ツン「だから、まだ分からないんですか?レプラコーンさん?」
警部「君は・・・そうか、先生の娘さんか。すっかり大きくなったねえ。しかし、一体何の冗談だい?私がレプラコーン?
   バカバカしい。そんなわけ・・・」
ツン「白を切るつもり?助手」
刑事改め助手「はい」
ブツ
『どうしました!?』 『・・・子供じゃない』『そ・・そんな・・・フェイクだったんですか!?』
ブツ
警部「・・・それがどうしたんだい?」
ツン「あら、余裕ね。それなら一つ聞くけど、どうしてフェイクと分かったの?」
警部「・・・それは・・・レプラコーンは・・・そのような手を使って・・・」
助手「過去に、レプラコーンがそんな手を使ったことはありませんねぇ」


207:解決編
06/07/19 21:49:49
警部「・・・だ、だが!レプラコーンには愉快犯的な性質が多くあった!普通そう考えるだろう!」
ツン「・・・結構。じゃあ、もう一つ尋ねるけど、貴方はどうしてあの時、ゴンドラに子供がいるのが見えたの?」
警部「み、見えたんだ!見えたんだからしょうがないじゃないか!」
ツン「どうして?パパだって、ゴンドラの中が完全に見える位置まで昇らないと、中が見えなかった。子供の影すら見えなかったのよ。
   なら、どうして貴方は子供がいる、なんて叫んだの?」
警部「ま、まわりの人間だって、子供がいる、と叫んだはずだ!」
ツン「そ~でもないのよ。その時の当事者の人に話を聞いてみたけど、ほぼ全員がこう言ったのよね。
   『自分は遠くて見えなかったけど、まわりは見た、と言っていた。きっと自分はタイミングが悪かったんだろうな』ってね」
警部「あう・・・だが・・・だが・・・見えたんだ!私は見えたんだ!」
ツン「ふ~ん・・・じゃあ、もう一つ」
ブツ
『緑の線、オレンジの線、青の線、白の線、黒の線がある。その上に、金色のと銀色のがある・・・!どうする・・・横にはタイマー、四分三十二秒だ!』『・・・レプラコーン・・・金を探す怪物・・・先生、金です!その金のスイッチを押してください!』
ブツ
ツン「これでもまだ言い逃れできる?」
警部「ぐ・・・が・・・」
ツン「分かってるわよねえ?パパはスイッチなんて一言も言ってないの。でもアンタはスイッチって言ったわ」
警部「あ・・・う・・・同型の・・・爆弾が・・・・」
助手「レプラコーンの爆弾に、そんなタイプはありませんねぇ」
ツン「これでもまだ、白を切る?」
警部「が・・・が・・・」
ツン「じゃ、とどめといきましょうか。これが、爆弾の残骸から推定した爆弾の形。
   爆薬・・・信管・・・配線・・・金具・・・そして、スピーカー。どうもこのスピーカー、中に入るような小型のスピーカーじゃなかったのよね。
   でも、パパがその爆弾を持っていた間、そんなスピーカーは爆弾の外にはどこにもなかったのよね。
   けど、声がした後のことは、ゴダゴダでよく覚えていない・・・もう、分かってるわよね?誰がスピーカーを仕込めたか?誰が、いかにも状況を見ていたかのような声を吹き込めたか?
   以上、チェックメイト。逃げの一手は?」

208:解決編
06/07/19 21:50:45
警部「・・・初めは、みなが言う通り、ただ爆弾を爆発させるのが楽しかったから爆発させていた・・・」
ツン・助手「・・・・・・・・」
警部「だが・・・どんな爆弾も、先生の前に次々と見つけられ、レプラコーンは追い詰められていった・・・
   だから・・・私は思った・・・私の爆弾で、あの人を打ち負かしてやりたい・・・と。だが・・・完敗だった。
   だが、皮肉だな。先生が爆弾を解体してくれたおかげで、私は今、この地位にいる・・・
   さあ、黄金の秘宝を手に入れようとしたツケを払わなくてはならないな・・・」
ツン「ええ・・・残念ね。パパ、貴方のことを信頼していたのに」
警部「・・・・そう、か。残念がっていたか」
?「ああ、残念だよ」
ツン「あ・・・パパ!?」
助手「え・・・あの人が!?」
警部「・・・せ・・・先生・・・」
パパ「残念だよ・・・君はいい相棒だと思っていたのに・・・」
警部「先生・・・許してください・・・昔のことも・・・今のことも・・・そして・・・これからのことも」
カチャリ
ツン「け、拳銃!?」
警部「先生、あの世でお嬢さんと仲良く、ね」
パン、パン。

ツン「う・・・・・え?」
助手「所長さんの大事な人を傷つけるのは」
パパ「私の娘を傷つけるのは」
助手・パパ「許さない」
姉「(どうも、解説の姉です。今回はただ解説です。
   この瞬間、何が起きたのかと言うと、
   犯人の警部が拳銃を取り出した瞬間、神速でパパと助手君が拳銃を引き抜きました。
   そして、パパが犯人の拳銃を撃つと同時に、助手君が拳銃を撃ちぬいたので、拳銃は二回宙を舞ったわけです。
   以上、解説終了)」
警部「ぐ・・・くそ・・・もう少しで・・・私の勝ちだったのに・・・なにもかも・・・貴方に勝ちたかった・・・憎かった・・・ちくしょう・・・ちきしょう・・・」


209:そして・・・
06/07/19 21:59:24
ツン「ねえ・・・?パパ」
パパ「なんだい?マイ・フェア・レディ?」
ツン「チッ・・・・パパならさ・・・犯人すぐに分かったでしょ?どうして?」
パパ「娘に花を持たせるため・・・不満かい?」
ツン「・・・パパのことくらいお見通しよ」
パパ「そうか・・・ま、十年も一緒に事件を解決してきた仲だったんだ。それくらいは・・・・察しておくれ」
ツン「・・・事件に私情を挟むのは関心しないけど・・・」
パパ「?」
ツン「別に・・・嫌いじゃないわ」
パパ「そうか・・・じゃあ、父さんはそろそろ帰るよ。母さんが怒っているからね。・・・いい彼氏をもったじゃないか。結婚報告は早めに、ね」
ツン「! バカァ!そんな関係じゃないわよ!」

助手「確かお母さんも探偵稼業をやってるんですよね?いえ、結構です」
ツン「な、なんでよ!」
助手「教えてもらわなくても分かりますから」
ツン「へ?」


210:そして・・・
06/07/19 22:00:34
ツン「ねえ・・・?パパ」
パパ「なんだい?マイ・フェア・レディ?」
ツン「チッ・・・・パパならさ・・・犯人すぐに分かったでしょ?どうして?」
パパ「娘に花を持たせるため・・・不満かい?」
ツン「・・・パパのことくらいお見通しよ」
パパ「そうか・・・ま、十年も一緒に事件を解決してきた仲だったんだ。それくらいは・・・・察しておくれ」
ツン「・・・事件に私情を挟むのは関心しないけど・・・」
パパ「?」
ツン「別に・・・嫌いじゃないわ」
パパ「そうか・・・じゃあ、父さんはそろそろ帰るよ。母さんが怒っているからね。・・・いい彼氏をもったじゃないか。結婚報告は早めに、ね」
ツン「! バカァ!そんな関係じゃないわよ!」

ツン「ねえ・・・?」
助手「ん?なんですか?」
ツン「ママのことは・・・聞かなくてもいいの?」
助手「確かお母さんも探偵稼業をやってるんですよね?いえ、結構です」
ツン「な、なんでよ!」
助手「教えてもらわなくても分かりますから」
ツン「へ?」


211:そして・・・
06/07/19 22:01:09
助手「ええと、試しに所長さんのお父さんの帰った日の会話を当てましょうか?」
ツン「な、は、はん、そんなことできるわけ・・・」
助手「ええと、お父さんが帰って第一声が『爆弾の解体やるなって、バッカじゃない!?』違いますか?」
ツン「う・・・な・・・なんで・・・」
助手「で『アンタなんか爆弾と一緒に爆発してればよかったのよ!』って感じじゃなかったですか?」
ツン「一字一句・・・」
助手「それから『でも・・・心配してなかったからね!本当に少しも心配してなかったから!』ってな感じで泣きつきませんでした?」
ツン「な・・・なんでそこまで・・・」
助手「所長さん見てれば分かりますって。でも、ま、所長さん」
ツン「な・・・なに・・・?」
助手「誰かの嫁さんになった時は、素直に抱きついてあげたほうがいいですよ。その方が、相手も嬉しいし、自分も嬉しいんです。じゃ、とっとと行きましょ」
ツン「ちょっと!」
助手「え?」


212:そして・・・
06/07/19 22:01:41
ギュ

助手「あ・・・ちょっと・・・何抱きついて・・・あ・・・」
ツン「・・・パパ助けてくれて・・・ありがと。アンタは・・・死ぬようなことしちゃダメだからね・・・アンタには・・・死んでほしくないから・・・これでも・・・好きだから・・」

ギュ

助手「ええ・・・知ってます。ずっと前から」

ギュ

ツン「!  ちょっと!今アンタ、胸に触ったでしょ!?」
助手「え、ちょっと、先に抱きついたのは所長さんの方、うわあああああああ!」

一方そのころ・・・

パパ「や、やめたまえ!先に抱きついてきたのは、ハニーの方じゃないか!」
ママ「うるさいうるさいうるさい!アンタみたいな甲斐性なしは死んでしまえ!」


213:名無し職人
06/07/19 22:24:09
どっちもツンデレかよ!w

214:名無し職人
06/07/19 22:42:25
要するにお母さん似なのですねw

そして娘は父親のような男性を好きになる・・・とw

215:長編担当
06/07/19 23:08:59
長編書かれた職人さん乙でした。大作ですね~!
自分も事件編解決編と分けて書きたいと思ってましたが、なかなかアイデアがまとまらなく躊躇してたので、やられた~と言う感じですw
長編担当などと言うコテ名乗ってるくせにw
次回作も期待しております。
自分も新しいネタ考えないとな~。

216:名無し職人
06/07/19 23:49:39
ネタが思いついたので執筆にあたり設定の確認をしたいんだが、
ツンとツンの姉、助手と助手の妹の年齢設定ってあったりする?
おれの中の脳内設定ではツンは女子高生(高2)で金持ち、助手は大学生(1年)
で姉は20代後半のヒマな仕事 妹は小5ってな感じだけど
あるいは勝手に設定してもよかですか?

217:名無し職人
06/07/19 23:56:21
妹が小五か・・・
見解の相違ってやつかもしれないけど、俺の中ではツンより年下かどうかって年齢だけど・・・
ま、そこは解釈しだいでしょ。

218:名無し職人
06/07/20 00:53:29
>>216
設定は各自の自由だから。ツンが学生ってのはまぁ おk(中学か高校かで意見がまた別れるが)

おれの脳内では助手は元刑事で射撃の名手だが
でも押し付けは無しの方向で

219:名無し職人
06/07/20 01:08:53
付け足すと、ツンが助手に好意があるかどうかも自由。
助手がツンに好意があるかどうかも自由

助手の妹ってのはだんだんアリな感じになってきたけど、それ以外の登場人物の肉親関係も自由。
ギャグチックな設定なら双子のツンとか、助手は6つ子の末弟とかでもおもしろいかもしんない


と、とにかく自由で、人には押し付けない事なんだからね!
聞いてるの!もう!


220:名無し職人
06/07/20 01:21:08
ここらで、簡単な設定でも決めとく?

ツン
本名
年齢

助手
本名
年齢


本名
年齢


本名
年齢

詳細はまた後ほど

221:名無し職人
06/07/20 01:35:50
決めんほうが書き手としては楽だろ

222:名無し職人
06/07/20 01:38:00
大人の女性がツンっていうのも惹かれるなぁ…なやんでしまいますた。

職人さんいつも楽しませてくれてありがとうございます。

223:名無し職人
06/07/20 02:21:08
名前は決めるな

224:名無し職人
06/07/20 02:43:28
夢を見た。とっても、怖い夢。そして、淋しい夢。
寝言で、やだ、やだよぉ、と叫んでいたらしい。みかねた助手が、起こしてくれた。
助手「悪夢でもみたんですか?まったく、仕事中に事務所で熟睡するから、バチがあたったんですよ」
ツン「・・・ごめん」
助手「あれっ?珍しく素直じゃないですか」
ツン「・・・。えいっ」
助手「えっ?どうしたんですか。急に僕のワイシャツの袖をひっぱるなんて」
ツン「あなたも、名探偵の助手なら、それぐらい、推理しなさい」
助手「無理です。所長の行動パターンは、支離滅裂すぎて、推理不可能です」
・・・さっきみた怖い夢。私の目の前から、助手が急に消えていなくなってしまった。
目覚めて、不安になって、助手の実在を確認したくなって、袖なんかひっぱってみたんだけど。
ツン「推理出来ないの?まだまだね。当分、独立しないで、私の助手を続けなさい」
出来れば、ずっと、一緒にいなさい。後、夢の中とはいえ、急に消えた罰を与えます。
もう少し、もう少しだけ、あなたの袖をひっぱるからね。

225:名無し職人
06/07/20 06:09:06
設定決め論議は1スレ目からあったけど
結局は無い方向で今まで来た
これからも決めるべきじゃない
自分の好きで書いたらいいだろ
俺は俺の世界観で書きたいし
人の読むと「そうきたか」って感じで
驚いたり嫉妬したり笑ったり萌えたり
いろいろな感情に悩まされるよwww
そういった意味じゃエロもシリアスもアリアリで
でもツンデレの本分は萌えだし、ここは藁板なので笑いが中心だと思う
まあ全部自由ってことで

226:名無し職人
06/07/20 08:11:38
ツンは高卒したはず

227:名無し職人
06/07/20 08:44:38
助手 「2か3スレで高校生だと探偵業になにかと支障がでるだろうからと高校だけは卒業させようとなったんですよ」

228:名無し職人
06/07/20 09:39:04
世の中にはいろんなツンデレ探偵がいて、それと同じ数だけツンデレな探偵に振り回される助手がいる。
それでいいジャマイカ。

229:名無し職人
06/07/20 11:11:57
ツンの気持ちになって考えてみろよ!

230:名無し職人
06/07/20 11:30:43
この流れで「自治厨ウザス」にならないんだな……



助手「すべては所長の力ですね」
ツン「当たり前じゃないの!!(あなたがいなきゃ、やっていけないんだから………これからもあたしを支えていきなさいよ)」

231:名無し職人
06/07/20 11:56:03
>>229
うっさいわね!大きなお世話よ!考えて欲しいなんて思ってないんだから!!
(私の気持ちぐらい、考えなくてもわかるようにしときなさいよ…)

232:名無し職人
06/07/20 17:57:45
>>226
>>227
なってない
そうしたい人はそうすればいいって言う事になった
俺のシチュでは現役高校生
みんなの自由でいいだろ

233:名無し職人
06/07/20 18:02:19
助手「あー、うちの所長も高2って設定ですよ。
    でも制服がミニスカートなんで犯人追跡中とか目の毒・・・・いでででで!!」

ツン「はん!このスケベ大魔神!!」
   (やばぁ・・・・結構見られてたんだどーしよどーしよどーしよー・・・・)

234:名無し職人
06/07/20 19:07:28
何歳でも いいじゃないか ツンデレだもの みつを

235:名無し職人
06/07/20 19:13:40
もう!
あんた達何回も言わせないでよね!
議論する暇があったら、私の活躍をもっと書きなさーーーーーい!

あんた達に自由にされた・・・いわけじゃないけど(///)
でも、私はいつでも自由なんだからね!
縛り付けようなんて、無駄!無駄!無駄!なんだから!

次からテンプレに「設定自由」も入れなさいよ

236:名無し職人
06/07/20 19:27:06
きれいなツンデレの足跡にはきれいなツンデレの水たまりができる
みつを

237:名無し職人
06/07/20 22:06:30
妹が助手の妹で、
姉がツンの姉なのはガチだよね?

238:名無し職人
06/07/21 03:05:49
それも自由

239:名無し職人
06/07/21 08:43:48
職人殿乙です
皆さん頑張ってください

240:名無し職人
06/07/21 18:32:23
妹は、初登場時は実妹ではなかったよね。

まあ、そのへんも自由なんだろう

241:名無し職人
06/07/21 21:21:05
ここはもう長編担当さんと同じ設定でよくね?

242:名無し職人
06/07/22 00:37:21
我がツンデレの推理力はァァァァァァァアアア  

世界一ィィィイイイなんだからね!

243:名無し職人
06/07/22 00:39:06
助手ゥゥウウ―ッ 君がッ 泣くまで 殴るのをやめないんだからね!

244:名無し職人
06/07/22 01:05:49
(もう・・・こんなとこにいたのね。)
夜の公園、ベンチに腰掛けて、助手の携帯に電話をかける。
「もしもし、私だけど。うん、みつけた。依頼の品をね」
10分後、助手が公園に駆け付けて来た。私の隣に座って、依頼の品を確認する。
「確かに、間違いありませんね。柴犬、生後3ヵ月、オス、和田さんちのポチです」
「まぁ、私にかかれば、みつけられないものはないのよ。迷子の子犬でも、怪盗ルパンでも、ね」
「さすが所長、名探偵!」
「ふっ、当たり前じゃないの。でも、もっと誉めてもいいのよ」
「それにしても、可愛い犬ですね」
(まぁ、確かに可愛い犬だけどさ。子犬に言えるんだったら、私にも言いなさいよ)
「あれっ?どうしたんですか。なんだが急に不機嫌になったみたいですけど」
「うるさいな、不機嫌になんかなってませんから」
「笑ってくださいよ。大事そうに、子犬を胸に抱えている所長、凄く可愛いんですから」
「なっ、なによ・・・当たり前の事言わないでよ」
(凄く可愛い?私が?)
「あれっ、流れ星ですね」
「えっ?ホントだぁ」
(願い事をしなきゃ・・・君といつまでも一緒にいられますように、と)
「所長は、なにかお願いしましたか?僕は、百年後も所長の側にいられるようにお願いしましたけど」
「・・・バカ」
(ホント、バカなんだから・・・私と同じ願い事なんて)
星明かりしかない公園でなければ、はっきりとわかるぐらい、にやける顔を押さえるのに必死だった。
その時、胸に抱えていた子犬が、「ワン」と、元気よく吠えた。
「どうやら、この子はわかってるみたいね」
「子犬がですか?何をわかったんですか?」
「それぐらい、推理しなさい、簡単な暗号なんだからね」
(ホントに、簡単な暗号。ワン=1じゃないの。二人の願いはひとつ、そういう事だよね、ポチ)
そんな事を考えながら、そっと、子犬の頭を撫でてみた。

245:名無し職人
06/07/22 03:50:23
癒し系ツンデレ乙です♪相思相愛ですね(^-^)

246:216です…
06/07/22 04:25:49
語りはツン

チチチチ
「うるさいな鳥め。せっかくの休みの朝だっていうのに…」
朝が苦手な助手。だけど今日はちょっと違うみたい
「チチチチ…ちち…父、かぁ。なんかあの日のことを思い出すなぁ」
訳のわからないことを口走って
「所長と初めて会った日のことを」そう言うと助手は半起きのまま懐古し始めた
ノーパンのままで。はずかしいわね…

それは時をさかのぼること数ヶ月前、助手が上京して間もないある日のこと
「ふぅ~、疲れた。都会がこんなに疲れるとは思いもよらなかった」
疲れた感じで助手に見合ったアパートに戻ってきて一息ついていると
コンコンとドアをノックする音が
助手は「ん?はーい、今あけます」といってドアを開けた
ガチャ
「な?どうしてお前がここにいるんだ?」
なんだか驚いてるみたい。そこにいたのは女の子で
「うーんとね、朝起きたらお父さんが突然いなくいなくなっちゃってたの」
「それでね、机に手紙とお小遣いが置いてあったの」
そこにいたのは助手の妹ちゃんで、お父さんがいなくなってたらしくて助手をたずねてきたみたい
助手と妹ちゃんのお母さんは妹ちゃんがまだもっと幼いころに急な病に倒れて今はもういないって助手がいってたわ
それ以来男手一つで助手と妹ちゃんを養ってきたお父さんの突然の失踪

247:216です… まだ終わってないけど続きます…
06/07/22 04:26:51
「親父が!?いなくなった?」
「うん。それでね手紙に住所が載っててここに行きなさい書いてあったの」
「でも、きっと旅行かなんかだよ。だって手紙に探さないでくださいって書いてあったから」
妹ちゃんは妹ちゃんらしく明るく振舞っている
「探さないでくださいって、モロ失踪じゃねーか!どんな旅行だよ!」
「男の一人旅ってやつじゃない?それよりお小遣いもらったから明日遊びに行こうよ」と妹ちゃん
「そんなわけねーだろ。何言ってんだ。それにお小遣いつったってたいした額じゃないだろ」
「えー?ほらー、こんなにいっぱいあるよー」
妹ちゃんは諭吉が縦に立つほどの厚みの札束をもっていた
「なー?いくらあるんだよ!」と助手がマヌケ面
「わかんない。でもたくさんあると思うよ」
「それは、あれだ。さよならのサインだ。親父失踪はガチだ」とうなだれる助手
「そんなことないよ…だって…」何かを言おうとする妹ちゃん
「いいから。親父はちゃんと探しだす。心配するな」
助手にしてはたくましいこと言ってくれてるじゃないの

その日はもう遅かったので妹ちゃんと久しぶりに寝ることにした助手
寝るといっても睡眠のことよ!

248:216です…
06/07/22 04:36:37
>>247の最後から3行目は
×たくましい
○頼もしい
です



249:名無し職人
06/07/22 08:25:31
職人殿乙です
イイです

250:名無し職人
06/07/22 15:50:36
助手「所長?」
ツン「…」
助手「所長さん?」
ツン「…」
助手「聞こえてますか?」
ツン「…」
助手「しょぉぉぉぉぉちょぉぉぉぉぉねぇ?」
ツン「うるさいわね!考え事してる最中なの!」
助手「僕の事を考えてたんですか?w」
ツン「当たり前じゃない!他に何があるのよ!?」
助手「Σ(゚∀゚)!?」
ツン「Σ(゚Д゚)!?」
助手&ツン「( ゚д゚ )」
姉&妹「こっちみないでよ!」

251:名無し職人
06/07/22 15:54:08
↑つづきがあると考えてよろしいか!?

252:名無し職人
06/07/22 16:01:30
↓誰か続けてくれ

253:名無し職人
06/07/22 16:23:18
ツン「ぜぜぜぜぜぜ前言撤回!アンタのことなんか考えてるわけないじゃない!」
姉「じゃあ、ほかにどんなこと考えるの?」
ツン「・・・・・・(指折り数え中)・・・」
妹「・・・・・・・・・・・」
助手「・・・・・・・・・・・・・・・ない・・・・・・・・・・・・あ、あるに決まってるじゃないの!」
助手「(貴方、探偵ですか?)」
姉「(初心ねえ)」
妹「(今、『ない』って言ったよね!?)」

254:名無し職人
06/07/22 16:24:07
ミス・修正版

ツン「ぜぜぜぜぜぜ前言撤回!アンタのことなんか考えてるわけないじゃない!」
姉「じゃあ、ほかにどんなこと考えるの?」
ツン「・・・・・・(指折り数え中)・・・」
妹「・・・・・・・・・・・」
ツン「・・・・・・・・・・・・・・・ない・・・・・・・・・・・・あ、あるに決まってるじゃないの!」
助手「(貴方、探偵ですか?)」
姉「(初心ねえ)」
妹「(今、『ない』って言ったよね!?)」

255:名無し職人
06/07/22 16:35:01
ええいッ先を越されたわ!
つながるかッ?・・・つながらんか。
でも投下。

姉「もぅ、見てるこっちが恥ずかしいわよ。ねぇ?」
妹「兄さん・・・はっきり言って妬けます」
ツ「ちちちちち違うわよッ今のは嘘!冗談!!」
助「そうなんですか?ちょっと嬉しかったのに・・・」
ツ「え!・・・や、その、今のは・・・」
助「ですよね・・・所長が僕なんかを・・・ああ、期待した僕が馬鹿でしたッ」
ツ「違うの違うの!嘘じゃなくって・・・今のは・・・」
助「今のは?なんです?」
ツ「うぅ・・・」
姉「何かしら?アタシも聞きたいわね、んふふ」
妹「私も是非」
ツ「あ、あんたの・・・」
助「僕の・・・?」
姉「彼の・・・?」
妹「兄の・・・?」

256:255
06/07/22 16:35:53
ツ「きゅッ給料を上げてやろうかと考えてたのよッ!」
助「そうきたか・・・orz」
姉&妹「・・・チッ」
ツ「さ、最近がんばってたしッ?ちょっとぐらいならいいかなー・・・なんて」
姉「わが妹ながら情けない・・・」
妹「正直、期待ハズレです」
助「所長?」
ツ「何よッ」
助「それは・・・まぁ、ありがたいんですけど」
ツ「何か不満!?」
助「別の言葉が聞きたかったかなー、なんて」
ツ「バカね何言ってんのよ。フンだ。・・・待ってるんだから」
助「え?」
ツ「うっさい!なんでもないわよッ
(ずっと待ってるからね、あんたから言ってくれるのを)」

257:名無し職人
06/07/22 16:52:57
妹「その給料なんだけど・・・ほら、帳簿見てもらえます?」
ツン「え・・・?ギャー!なにこれ!赤も赤、大赤字じゃない!どうして!?」
妹「原因は多々あると思いますけど・・・仕事ほっぽりだして海に遊びに行ったり」
ツン「うぐ」
妹「なんかよく分からない出費があったり」
助手「ぐえ」
妹「気がついたら居候が増えてたり」
姉「あう」
妹「なるべくして赤字になったとしか・・・」
ツン「・・・そうよね。私は探偵だものね!パパみたいな探偵の血をひいてるのよ(orz)!だから頑張らなきゃ!」
助手「所長さん!」
ツン「助手!私のコート!」
助手「はい!」
ツン「変装セット!」
助手「はい!」
ツン「写真入れ!」
助手「誰のですか?」
ツン「そんなこと聞くなバカ!」

妹&姉「(あちゃ~・・・)」


258:名無し職人
06/07/22 17:16:46
俺の思い付きからここまで派生するとは…続けてくれた人GJ!

259:名無し職人
06/07/22 17:18:14
助手「では、僕も行ってきますかな」
ツン「そう?なら早く行きましょ!」
助手「いえ、今回は上から依頼が来てるんで、そっち行かせてもらいます」
ツン「あら、そう?っていうか上って誰よ」
助手「いや・・・それは言えないな・・・その箱取ってもらえる?」
妹「はい、兄さん。チェックする?」
助手「ああ・・・お、アキュラシーインターナショナルシリーズの新型か。有効射程距離は1400か・・・よくあの石頭大佐がこんなの支給したね」
妹「逆に言うと、これだけで精一杯だったんだって・・・あと、兄さんのS&Wも銃身が完全にねじ切れちゃったから、もう使い物にならない、って」
ツン&姉「(あんぐり)」
助手「そっか・・・で、これが代わり?」
妹「そう。ブローニング・ハイパワー。古今東西でも、傑作の一つに挙げられる名作よ」
助手「ふむ・・・悪くない。グリップはS&Wと同じ奴を?」
妹「ええ、壊れたのと同じグリップをつけたわ」
助手「Masterpiece!最高だ。ん、銃身に文字が彫ってある・・・ふふ、なるほど、最高の銃だ。これなら問題なし。じゃ、行こうかな」
妹「いってらっしゃい」
ツン「ちょ、ちょっと!」
助手「?」
ツン「何処行くかぐらい言いなさいよ!」
助手「そうですね・・・北、へですかね。ちょっとややこしい事態になってるらしいんで」
ツン「き・・・北!?ま、まさか・・・」
助手「では、二週間で帰ってきますので、待っててくださいね。では!」
ツン「あ、こら!ダメ行っちゃダメ!」
助手「あ・・・所長さん・・・僕は・・・」
ツン「ダメ・・・行かないで・・・行っちゃヤダ・・・だって・・・」
助手「・・・・」
ツン「いま、事務所にお金ないんだから!」
助手「では、行ってきます」
ツン「あ、バカ!行くな!バカァッ!」
妹&姉「(アチャ~・・・)」



260:名無し職人
06/07/22 17:29:16
>>254=>>257=>>259・・・か?
>>255は水を差してるだけだな。
空気嫁。カス。







正直すまんかった!

261:名無し職人
06/07/22 17:31:51
>>260
上一行はその通り。
上二、三行は間違い。
この流れがないとできんかった。

262:名無し職人
06/07/22 18:13:18
>>261
ありが㌧

263:名無し職人
06/07/22 18:52:31
いや、面白いと思うよ
うまくつながってる
きちんとネタ書く人にカスも空気嫁も無い
このスレでは職人さん全員に乙だ
激乙だ

>>259の軍オタぶりにもビックリしたwww

264:名無し職人
06/07/22 22:45:46
>>ツン「・・・そうよね。私は探偵だものね!パパみたいな探偵の血をひいてるのよ(orz)!だから頑張らなきゃ!」

声上げて爆笑したw

265:名無し職人
06/07/22 23:56:32
そろそろageさせてもらいますか、所長さん。

266:名無し職人
06/07/23 01:25:25
→は、はい!
い、いいえ!

ツンデレなDQ主人公

267:216 です…
06/07/23 02:29:22
語りは助手

翌朝妹より早く起きた僕は気になって妹のもっていた札束を確認していた
ぺらぺらぺら…数分ほどかかって札の枚数を数え終わるとなんと150枚もあった。まさしく大金だ
大金を目の前にして金をどうこうするよりも今は親父の行方を探し出して真相を追究することが先決だと感じた。でも…
「は~、探すといってもな~。やっぱり自分ひとりじゃどうにもならないかもしれない」
と昨日妹に勢いで親父を探すと言ってしまったことを一人後悔していた
「ん~~…おはよう」
おっと妹が起きてしまった。僕の下半身はまだ眠っているようでやや膨張したままだ
「お、おはよう」といってポジションを下げる
「ところでこの大金だけど、お前に持たせておくのは危険だからお兄ちゃんが預かっておくぞ」とごまかす
妹は寝起きでよくわかってない様子で「うん」と言ったままうつろな目をしている
うーん。こんなときに何だが、妹もかわいくなったもんだ
幸い僕はロリコンではないし常識も兼ね備えているので変な気を起こすことはない
審美的に妹を観察していると言い換えることができる。だが今はそんなことを考えている暇はない
これからどうするか頭を抱えているうちに2時間くらい時が過ぎただろうか

268:216です… 脚本が終わらない…
06/07/23 02:31:44
親父を探す自信がないといってもこの小動物じみた妹をほうっておくわけにはいかない
とにかく何か行動しなくてはと妹を連れ立ってわけもわからず駅へ向かうことにした
なぜ駅に向かおうとしたかはわからないが、とにかく駅へ向かった
無言のまま駅に向かって歩き続けている途中
「ねー、あれはー?探偵事務所って書いてあるよ」と妹が言った
「ん?探偵事務所?」
見上げると小奇麗な雑居ビルの看板に上品かつデカデカと『ツンデレ探偵事務所』と文字が躍っている
怪しいネーミングの事務所の看板を見て僕は
「あー、駄目だ。うさん臭い。探偵なんてうさん臭い。うさん臭い探偵だ」
素直にそう思った。しかし
「探偵なんかに頼らなくても親父は見つかる。ネバネバをたどって行けば親父がいるかもしれないだろ」
と、心の中の不安が意味不明なことを口走らせてしまった
「ちょっとー、意味のわかんないこと言わないでよ。それに…朝お兄ちゃん…ぼ」
朝の独り言を妹に聞かれてしまったと悟りこれ以上は無駄だと僕は心情を吐露することにした
「聞いてたのか?」
「え?……うん」と妹
意地を張っても妹をさらに不安にさせるだけだ
「お前を心配させないようにしてたけど、実はお兄ちゃんもお前と二人きりで親父を探すのは不安だ」
「ちょうど一番最初に目に付いたこの事務所で親父の行方を一緒に調べてもらおう」
「…うん」と妹
手元に大金があるとはいえ兄妹二人では心細いものである
故にこのいかにもうさん臭い探偵事務所に調査を依頼してしまったことが
幸か不幸かすべてのはじまりだったように思える



↑のとコレは>>247のつづきです

269:216です…
06/07/23 03:47:39
意を決してコンコンと事務所のドアを叩く
誰も返事しない
ガチャっとドアを開け
「ごめんくださーい」
誰も返事しない
「んんー?いないのかな?すみませーん」
なにやら奥のほうから会話が聞こえてくる
「あら、ツンお客さんよ。ほら、どうせあんたの負けなんだから早く出なさい」
「えー?嫌よ。それに負けないわよ。お姉ちゃんが出てよ」
「なに言ってるの?初めてのお客さんでしょ?所長のあんたがでなさいよー」
「あ、いただき!ほーらわたしの勝ちー!お姉ちゃん出てよね」
勝負がついたみたいだ。どうやら二人はスマブラをしていたようだ
勝負に負けたのか、なにやらセクシーなオーラのお姉さんがお出迎えしてくださった
「ようこそツンデレ探偵事務所へ。あなたたちがこの事務所最初のお客さんよ」とお姉さん
「はあ、どうも。ところで奥にいるのは?」と僕
「妹よ。ここの所長をしてるわ」
ここで「バーロー」とか言っちゃうような少女よ、と言われたら殺人事件は必至だったが
どうやらその心配はしなくていいようだ
「ずいぶんお若いみたいですけど…」大丈夫かなぁ
「そうね。おとり捜査にはぴったりかもね」とお姉さんが微笑む
「それで、うちに用があるみたいだけど依頼は何かしら?」とかしこまる
助手と思わしきお姉さんに親父のことを説明する
「実はですね…人探しを」
「うちの親父がいなくなってしまったもので今探しているんです」
「それでたまたま目についたこの探偵事務所に親父の行方の調査を頼もうかと…」
僕がおおまかに依頼内容を説明し終えると、気の強い声が

270:216です…
06/07/23 03:49:34
「ちょっと!失礼ね!たまたま目についたからって、うちの事務所はコンビニじゃないのよ!」
めがねをかけたきれいな、お嬢さんとでもいうべきか、所長というには若すぎる娘さんがそう言いながらこっちへやってきた
「あんた何?あやしいわ。ちっちゃい子連れて…もしかして彼女?」と白い目で僕をみる
「こっちは妹です。それにちゃんと探偵として捜査してくれるんですか」と反論
「うるさいわね!今あんたの父親を探してるほどヒマじゃないのよ!こっちは重大な事件を抱えてるんだから!」
「何言ってるのツン、お客さんよ。それにその重大な事件とやらはあんたの思い違いだって言ってるでしょ」
「違うわよ!わたしはこの事件を解決するために探偵になったのよ。ほかの人の依頼なんて二の次よ!」
なんだか突如始まってしまった姉妹喧嘩を観戦していると
「なに見てるのよ!」と所長さんに怒鳴れてしまった
「たしかに、今見られてる感じがしましたね」
「あんたよ!って、あんた……違うわねよね」といってしげしげと僕を観察する
「何が違うんですか?というか、さっき向こうのビルから誰かがこっちを見てた気がするんですよ」
「えっ!?」と驚く所長さん。すぐさま向こうのビルを確認するがもう人影はない。しばし黙ってから
「まさかとは思うけど、あんた私のこと知ってたりする?」と所長さんが聞いてきた
「何を言ってるんですか?所長さんとは今日初めて会ったんですよ」
僕がそう言うと、所長さんはなんだか残念そうにした

271:216です… 連投スマソ…
06/07/23 03:51:58
「ま、いいわ。あんたはストーカーじゃないみたいね」
何のことだろうか
さっき向こうのビルからこっちを見ていた人と関係あるのかな
と物思いにふけっていると、お姉さんが
「実はね、この子、自分のストーカーを捕まえるとかいって探偵になったのよ」
なんでまた探偵なんだ…他の探偵に頼めばいいじゃないか
「この子が言ってた重大な事件って自分のストーカー調査のことよ」
自分のことじゃないか!
「私はツンの思い違いだと思っていたけど、私もさっき誰かに見られてた気がしてたの。もしかしたら…」
お姉さんの表情が不安げになってきた。どうやら自分の妹にストーカーが憑いていると感じ始めたようだ
それはそうと僕の依頼した親父の行方探しはどうなるのだろうか…と思っていると
「わたしをストーカーするなんてどんなヤツか捕まえてみたくなったのよねー」
と自信満々に語りだして
「それで探偵になったの」と言った
「ストーカーを観察してみようと思ったけどなかなかうまくいかないし
  このままストーカーされ続けるのもなんだか癪に障るからいっそのこと捕まえてみたくなったのよ」
なんて娘さんだ。かわいい見た目とは裏腹になかなか危ないことを考えている
そうそう見た目といえば僕はめがねがないほうがいーなーと思っている

272:216です… これでやっと半分…
06/07/23 03:54:16
「あんた、父親探してほしいとか言ってたわよね?」
「そうですけど、探してくれるんですか?」
「探してあげてもいいけど、ストーカーを捕まえてからよ」
「もしかしたら、あのストーカーあんたの父親かもしれないしね」
「なんてことを言うんですか!僕の親父は国家公務員ですよ!手紙を配る」ちょっと本気で怒った
「冗談よ」といって所長さんはクスリと笑った
「あんた、父親探してほしいって言ってたわよね?」
「さっきもそれ言いましたよ」
「だーかーらー、わたしがストーカー捕まえたら探してあげるわ」
何かを期待したように所長さんは言った
僕は意味がわらず尋ねた
「何なんですか、いったい?」
「わ、わたしがストーカー捕まえたら探してあげるって言ってるんだから、あ、あんた手伝いなさいよ!」
赤い顔をして怒っている所長さん。怒った勢いでめがねが外れてしまった
「あ、めがね、めがね…」とベタにめがねを探している
「はい、どうぞ」めがねを拾って所長さんにわたしてあげる
「僕はめがねがないほうがいいと思いますけどね」
「うるさいわね!わたし、めがねがないとあんたの顔もミジンコの顔と区別がつかないのよ」
とまた赤い顔をして怒っている
「はやく父親探してほしいんでしょ?それにお姉ちゃんじゃちょっと頼りないし…」
「だからって何で僕が…僕は依頼者ですよ」
「いいから手伝いなさい!」
「…はい」
怒られてしまったので仕方なく手伝うことにした
お姉さんは笑って何か所長さんに言っている。それを聞いた所長さんがまた赤くなって怒っている
なぜ所長さんが赤くなって怒っていたかはのちのちお姉さんがおしえてくれるだろう
親父の行方を捜索してもらうつもりがなぜかストーカーを捕まえることになってしまった僕
いったいどうやって捕まえるんだろう…なんかすごく損する予感

273:216です…
06/07/23 03:57:46
>>272の11行目
×わらず
○わからず
です

274:名無し職人
06/07/23 11:52:34
>>263
いい事言った!
きちんとネタかく職人さんはこのスレでは宝物みたいな存在。
卑しめることは許されません♪


べ、別にかばってるわけじゃないんだからね!

275:名無し職人
06/07/23 13:58:24
職人殿乙です
これはまた大作ですね

276:名無し職人
06/07/23 15:11:20
久々に来たけど前スレよりも盛り上がってますね!
職人さん方乙です!!

277:名無し職人
06/07/23 20:32:52
*探し人  

水族館の人 至急書き足されたし

278:名無し職人
06/07/24 12:03:34
ツン「なんか暇ね」
助手「猫探しの依頼も無いみたいですし…」
ツン「しかも天気悪いし…」
助手「所長はこの夏何か予定あります?」
ツン「涼しい所に行きたいなぁ~…」
助手「あ~…北海道なんてどうだべ?w」
ツン「随分ベタな所をw
助手「お金は有りませんがw」
ツン「ガーン」
助手「はい所長の負けw」
ツン「い、今のは卑怯よ!人に期待をさせてその気持を踏みにじったんだから!」
助手「そんな事言われても勝負は勝負ですからw」
ツン「うぅ~…まさか得意のつもりだった会話しりとりで負けるなんて」
助手「www」
ツン「うぅ…何よ一体何をさせたいのよ!!」
助手「…じゃあこうしましょう!」


↓ネタが尽きたので続けて下さいorz

279:水族館
06/07/24 12:13:50
ツン「…で、今の今までほったらかしてた訳?」
…すいません…
助手「つるしあげますか?」…勘弁して下さい…
ツン「いーや!無理ね!助手!縄持って来なさい!!」
あー!ちょっと待って!助手君!お話しが…
助手「なんですか?辞世の句を書く時間ですか?」
まあそう言わずに…

助手(なんなんですか?)
(ポロリも入れるから…)
助手(いやー駄目駄目)
(着替えでばったり!)
助手(もう一声!)
(かないまへんな、Bまで!)助手(よし乗った!)

助手「…という訳で許してあげましょうよ」
ツン「なんの取引があったの!?」
助手「いや、大人の事情です。」
ツン「私を子供扱いするって訳?」
助手「いや、そういう訳でめ…」
ツン「ちょっとあんた来なさい!!」
え?なんですか?

ツン(…イチャつきシーン入れてくれる?)
(そりゃもちろん)
ツン(…大人の階段のぼる?)(一段飛ばしでCまで行きます?)
ツン(いゃ!その…B…まで…)
(了解)


280:水族館
06/07/24 12:32:38
ツン「へへ~♪ただいま~♪」
助手「どうしました所長?なんかいつに無く機嫌がいいですね。ん?なんです、その袋。」
ツン「な、なんでも無いわよ!」
助手「どうでもいいですけど、あんまりごたごた持ち込まないで下さいね。ただでさえ作者が下手くそなんですから」
…ほっといてくれ…
ツン「!!…今なんか聞こえた!?」
助手「裏事情です。さぁもう練習しに行かないと間に合いませんよ」



ツン「お姉ちゃーん。来たわよ~!」
姉「あ、来たわね。早速ビデオ見て動きを覚えてもらうから。」


ツン「へ~。新体操みたいな動きするのね~。」
助手「…」
ツン「どしたの?」
助手「いや…重大な事に気が付きました…」
ツン「なに!?なにがあったの!!」
助手「このビデオに出演してる人…間違い無くFカップはあります!!」
ドコッ 間髪入れずひねりを加えたボディブローが助手の腹に入った。ホセ・メンドーサも真っ青にならんばかりの威力。助手を小一時間ほど黙らせるには充分なものであった。

281:水族館
06/07/24 12:43:54
助手「あ…いてて…あら?更衣室?」
ツン「やっと起きたわね。このおっぱい星人!」
助手「…うら若き乙女が口にするような言葉じゃありませんね。」
ツン「う、うるさい!さっさと着替えなさいよ!」
助手「あれ?一緒に着替えるんですか?」
ツン「更衣室が一つしかないからしょうがないでしょ!」助手「まあいいですけどね。(役得だし…)」

ツン「こ、こっち見ないでよ!」
助手「わかってますって…」ツン「…ほんとに見ないんだもんなぁ…」
助手「なにかかわいい事いいました?」
ツン「言ってない!!///」


助手「もーいーかい?」
ツン「もーいーよ」
助手「あっ…」

助手はおもわず声をもらした。ビキニの水着をまとった所長。水着には小さくイルカの絵柄がプリントされてある。助手の理性を吹き飛ばすのには、充分なほどの魅力が、そこにはあった。

282:水族館
06/07/24 12:57:33
助手「所長…かわいいですよ…」
ツン「えっ?…ほ、ほんと?」
助手「本当ですよ…我慢出来ないくらいに…」
ツン「ふぇえっ?」

ツンをぎゅっと抱き締める助手。驚きのあまり声のでないツン。


助手「…いいですよね…所長。ずっと…我慢してたんですよ…」
ツン「そんな、こんな所で…恥ずかしいよ…」
助手「所長が可愛すぎるからいけないんですよ…」
ツン「んっ…!!」


唇をかさね、お互いの気持ちを確かめあった。今まで、ツンの裸体を見ておきながら、手を出せなかった助手のジレンマが今、その鬱憤をはらすかのようにツンを求めた。

助手「所長…素敵ですよ…」ツン「あっ…はぁっ……ん……っっ!」

すでにツンの水着はずらされていた。助手はふたつの熟れ切っていない果実をやさしく、しかし激しく味わった。
助手「所長の胸…見た目より大きいんですね…」
ツン「やぁっ…ば……かっ…!」


283:水族館
06/07/24 13:14:12
助手の手が徐々に、じらすかのようにツンの下腹部へと伸びていく。水着に手がかかる。
助手「…所長…脱がせますよ…」
ツン「う…うん…」

少し涙目になっている。やはり女の子。それも処女だから仕方がない事だ。しかし助手は意地悪そうにつぶやく。
助手「涙目になってますよ…怖いんですか?」
ツン「へ…へい……き…だもん…っ!」
助手「ふふ…じゃ…」
ツン「はぁっ…」

下も脱がされた。うっすらと毛が生えている。まだ熟れ切っていない証拠だ。手を伸ばし、淫美な手つきで秘部をなであげる。
助手「…もう…濡れてるじゃないですか…そんなに僕とエッチしたかったんですか?」黙ってうなずくツン。こんなに女の子らしいツンを見たのは初めてだ。助手は優しい声でささやいた。
助手「愛してますよ…所長…」
ツン「わ…わた……し…も…」
息が荒くなり、か細い声だったが、確かに助手はその声を聞いた。

284:水族館
06/07/24 13:44:29
姉「ツンー。助手君ー。まだ準備出来ないのー?」
姉の声が聞こえてきた。
助手「わわっ!早く!所長早く水着着て!」
ツン「あぁん!待ってよぅ!」
どうしてこうも邪魔が入るのだろうか。まだうずいている二人の体なんて関係無しに、姉が更衣室に入ってきた。
姉「あら?なーんだ二人とも、ちゃんと着替えてんじゃん。」
助手「いや、まあ」
ツン「お姉ちゃん…」
姉「なぁにツン?睨んじゃって」
ツン「…知らない!!」
助手「まあまあ所長。また今度続きしましょう」
ツン「うー…」
姉「まあなにがあったか知らないけど今日はイルカに馴れてもらって終わりだから。プールに向かうわよ。」
ツ・助「はーい」


ツン「うわぁーひろーい!!」
助手「ここで本番を迎える訳ですか」
姉「イルカは3匹。芸の種類は五つ。名前は近藤に土方に沖田よ」
助手「…なんで新選組なんですか」
ツン「永倉とか藤堂とか芹沢とか新見とか原田とか伊東とか山南とか斎藤とか」
姉「坂本とか岡田とか桂とか高杉とか吉田とか」
助手「尊皇派か攘夷派かなんてどうでもいいですよ」


285:水族館
06/07/24 13:46:45
あー疲れた 続きはまた今度

あ、名字だけで下の名前がわかった人は書いてみてね

286:名無し職人
06/07/24 14:15:54
水族館編乙した…ふと思う事があるんですが水族館編のラスト付近ををアレンジしてもいいでしょうか

287:水族館
06/07/24 15:32:06
まだラスト書いてないからわかんないけどネタ浮かんだら書いて下さい

288:名無し職人
06/07/24 15:36:57
>>水族館
長編乙。堪能しますた。
名探偵「パパは絶対ゆるしませえぇぇんッ!!」

勇、歳三、総司・・・

289:名無し職人
06/07/24 17:32:56
水族館が最初書いたときから絡んで
催促してきたけど本当に同じ人間か?
まあトリトンとホセで年齢が同じくらいなのはわかるけど
広島者でクオリティーが下がってから
今回またえらい飛ばしようだったなw
エロもいいけど本格的なのは読んでると恥ずかしくなるわ
やっぱ俺は微エロくらいが読みやすい

あとラストのボケが飛びすぎてて人間味って言うか
感情が入ってなくて、こういうの嫌いじゃないけど
>>75くらいがちょうどいいなあ

禿激乙!

290:名無し職人
06/07/24 17:36:36
あと関係ないけど
姉のほうは有名だから全員わかるけど
岡田イゾウは坂本を襲った刺客で
坂本と同じグループじゃないんじゃないの?

291:名無し職人
06/07/24 17:38:23
>>278の途中でツンが負けてると思うんだが・・・
乙!

292:水族館
06/07/24 20:13:54
ぶっぶー
いぞうはちゃんと坂本の方のグループです。まああんまり坂本とは関係ないけど倒幕という点ではつながりがあるね。半平太といぞう、坂本と望月亀弥太とか

293:名無し職人
06/07/24 20:15:47
>>291
俺只の馬鹿だな

294:名無し職人
06/07/24 21:13:06
こちら裏の話…場面は更衣室に向かう姉だが…
姉「さーて、ツンと助手くんは準備できたかな、2人一緒に更衣室に押し込めちゃたけど
大丈夫かな。まさか…なんて事になってたりして」
1人ニヤニヤしつつ更衣室へと向かう姉、今まさに >>282 が行われてるとは知らず…

後2mほどで更衣室に着くという所で…
ツン(ふぇえっ?)
姉「ち、ちょっと今のツンの声じゃないの?あの娘、まさか助手くんと…?」
そこはお話、都合よく鍵穴があるわけで…もちろん鍵穴を覗く姉、中では >>283 が…
姉「きゃ、1番いい所じゃない。助手くんのアレも思ったより大きいわね、しまったわ~こんな時ならツンより先に助手くんを食べちゃえばよかったかしら…」
などとわくわくしながら覗き行為に没頭する姉…
ツン(ダメ…お姉ちゃんが来ちゃう)
助(大丈夫ですよ。まだ時間はありますから)
姉「ふふーん甘いわね、こんな大事なイベントにいない訳ないじゃない…でもここで出てっちゃったらツンのロストバージンもなくなるわけだし、姉としては温かく見守ってやらなきゃ」
と、覗きの正当化をしてると、

295:名無し職人
06/07/24 21:14:33
従業員「あっ、いたい…」
角から出てきた従業員が声をかけようとするが早いが姉が従業員の口を塞いだ。
姉「なに?今いい所なんだけどもう時間なの?」
従業員「むぐむぐ」
姉「そう?後時間どれ位なの?」
従業員「むぐむぐ」
姉「そっか、仕方ないわね、じゃあ呼んでくるから行ってていいわよ」
姉「あーあツンのロストバージンはおあずけね……」
姉 「ツンー。助手君ー。準備できた~?」
助手「わわっ!早く!所長早く水着着て!」
ツン「あぁん!待ってよぅ!」
なんだかにやけたような顔で姉が更衣室に入ってきた
姉「あら?なーんだ二人とも、ちゃんと着替えてんじゃん。そろそろ時間だから行くわよ・・・・って助手君、それじゃお客さんの前にでれないわよ。ツンの水着みて興奮したの?」
視線を下におろすと助手の息子がはみださんばかりにおっきしてた。
助 「わわっ、こっち見ないでくださいよ」
とあわてて隠す助手、
ツン 「ちょ、ちょっとーなに大きくしてるのよ、ばっかじゃないの。はやくその汚らしいものを鎮めなさい。(いままであんなことしてたなんて絶対お姉ちゃんにバレちゃいけない)」


あーだめだなんだか支離滅裂になってしまった・・・・ごめ_| ̄|○



296:名無し職人
06/07/24 22:28:43
職人の皆さん乙です!

297:水族館
06/07/24 22:29:52
もういっそのこと初夜編も書いちゃおうか…

298:名無し職人
06/07/24 22:51:51
あ・・・あう・・・みたい気もするが・・・一線を越えたらツンデレの絶妙なバランスが崩れる気がして・・・
難しい・・・

299:名無し職人
06/07/24 22:52:03
あー
お前を応援してきたけど、それは読みたくないなあ
まあでも何を書くのも自由だから止めることはできないけど
俺の考えでは、もうちょっとでって言うところで駄目になるのが面白いと思うんだけど
微エロくらいがいいんじゃないの?
笑えるくらいがちょうどいいんだと思うんだけど

300:水族館
06/07/24 22:59:44
じゃあチラとかポロリとかばったりとかにしとくわ

301:名無し職人
06/07/24 23:50:47
助手「所長って、モテそうですよねぇ」
ツン「ば、バカなこと言わないで!」
助手「いや、でも実際モテそうですよね」
ツン「…何言ってるのよ、モテないわよ」
助手「いいや、モテますよ」
ツン「モテないわよ!」
助手「現にモテてますよ!」
ツン「な、何よ?(ドキドキ、もしかして…)」
助手「所長は『事件に』モテてるんですよ。困った困った」
ツン「助手のバカ!豆腐の角に頭ぶつけて意識不明になっちゃえ!(そこは『僕に』がよかったな…)」

302:名無し職人
06/07/25 00:05:25
乙です
最近活性化してきていいのがドンドン出ますね

303:名無し職人
06/07/25 01:19:18
まとめスレとかあったりするのか?

べ、別にまとめてほしいわけじゃないわよ!

304:名無し職人
06/07/25 02:39:46
日曜日の昼下がり。髪を切りに出かけた。
その、帰り道。あまりにも暑いので、どこかで涼んでいく事にした。
そういえば、この辺りに、図書館があったような。夕方まで、そこで休んでいこう。
図書館に入ると、背後から男の声。
助手「あっ、所長じゃないですか。奇遇ですね、こんなとこで会うなんて」
・・・確かに、凄い偶然だけど。もう少し、お洒落してくればよかった。
助手「たまの休日だけど、やる事もないし、図書館に来たんですけど、所長もそうですか?」
やる事がないなら、私をデートに誘うぐらいしなさいよ、なんて言える訳もなくて。
ツン「私は、その、読みたい本があって」
助手「へー、どんな本を読むんですか」
ツン「えーと、捜査に役立つように、あの、ほら、心理学の本でも読もうかな、と」
適当な事を言った後、私と助手は、同じテーブルで、向かい合わせになって、本を読みはじめた。
正直、心理学になんか興味はないんだけど、とりあえず、分厚い心理学の本を読み始めた。
で、直ぐに飽きてしまったので、本を読むふりをしながら、助手の観察を開始。
助手は、推理小説を読んでいる。何故だろう、いつもより知的に見えて、少しドキドキする。
クーラーのきいた場所で、好きな男性を眺めている、あれっ?もしかして、私って、今、幸せなのかなぁ。
それから、3時間後、閉館の時間になったので、ふたりは図書館を出た。
駅へと向かう道すがら、なんで休みの日まで、あんたの顔をみなけりゃならないのよぉ、なんて言ってみたり。
そして、駅のホームで、私は助手を見送った。電車の扉が閉まる直前、事件はおきた。
助手「あのぉ、又、くだらないお世辞を言うな、って怒られちゃうかもしれないですけど・・・」
ツン「何?」
助手「似合ってますよ、その髪型。ホント、素敵な感じで・・・惚れちゃいそうなんですけど」
ツン「・・・くだらないお世辞は禁止、だから」
助手「お世辞じゃないですけどね。あっ、じゃあ、又、明日」
そして、扉が閉まり、ホームに取り残された私。
おかしいなぁ、もう、夕方なのに、体が熱い。さっきの分厚い心理学の本をちゃんと読んだら、今の私の心理を説明出来るのかな。
少し短くなった前髪を、意味もなくかきあげる私がいた。

305:名無し職人
06/07/25 05:00:08
さわやかなツンデレですね

306:名無し職人
06/07/25 05:51:50
風薫る穏やかな夏の夕べ、ツン探偵事務所では夕涼みがてら皆で流し素麺を楽しんでいた。

ツン「ちょっと!助手!あんたしっかり流しなさいよね。そんなドバドバ流されても取れないんだから!」
助手「はーい!やってますよぉ!!(僕だって素麺食べたいのに…ブツブツ)」
ツン「んぁ!?なんて?!」
助手「何もありませーんっ!」

相変わらずの二人に、文字通り水を差したのは姉と妹だった。

姉「こーらツン、そんな様じゃあなたと助手君の恋も、この素麺みたいに流れてっちゃうぞっ」
妹「そしたらあたしがこうやって…(ズルズル)キャッチする!」

これがいけなかった。何を思ったかツンは「何よ!じゃああたしが全部受け止めてやればいいんでしょ!?べっ、別にあいつとの恋がどうこうなんて、関係ないからね!」と息まいて、流し素麺といざ、立ち向かわんとした。

姉・妹「…なんて単細胞な」

ツン「助手ー!男だったらもっとドバーッときなさーい!」
助手「ドバーッと!?(さっきと真逆じゃん…ブツブツ)」
ツン「聞こえてるのぉ!?早くー!」
助手「はぁい!」



ツン(今年の夏は楽しいだろうな。だってあいつが…なんて、思ったりしないんだからねっ!)


夏はまだ始まったばかりだ。

307:名無し職人
06/07/25 05:57:15
>>306ですが、オチに繋げるまでが無理矢理すぎたorz
皆のが面白くてずっとROMってて、今日初めて投稿してみた。駄文申し訳ない。しかし書いてみて解った。


今までの職人殿、禿しく乙!

308:名無し職人
06/07/25 08:17:51
ツ「助~手~」
助「な~んで~すか~?」
ツ「扇~風~機~こっちに~」
助「いやですよ~だ」



うん、なんか助手がツンだね。

309:名無し職人
06/07/25 10:02:32
助手バーネット

こんな名前の格闘家いるよね

310:名無し職人
06/07/25 10:13:53
みんなめいめい好きに書いて、十人十ツンデレ だから纏まりようがない…

311:名無し職人
06/07/25 14:02:40
皆さん乙です

>>304
これは事件の合間の短編としてよさげです
なんか風景が目に浮かぶ

他の人たちもみんな面白いですw

乙です

312:名無し職人
06/07/25 16:38:12
十人十ツンデレか…名言だな

313:名無し職人
06/07/25 19:42:12
だいぶスレ流れ無視というか、
独自な設定で考えてた長編があるので、

>>310,>>312の流れに
ここぞとばかりに乗っかってみたいと思います↓

314:名無し職人
06/07/25 19:43:38
クソ暑い夏のある日。
われらがツンデレ探偵はソファにふんぞりかえってジュースを飲んでいました。
自他共に美少女と認めるこの女子高生探偵は、その顔を物憂げに傾け、さっきからチラチラ助手のジョッシュくんを盗み見ています。
応接机に投げ出した足、その脚線美でジョッシュくんを悩殺しようと企んでいるのですが、向かいあって座る眼鏡の彼は、ミニスカートから伸びた張りのある太ももや引き締まったふくらはぎには目もくれず、手にした雑誌に何やら書きこんでいます。
ツンデレ探偵は小さく舌打ちして、窓の外に目をやりました。
ギラギラと容赦なく照りつける太陽が、もうすぐ空の真上にさしかかろうとしているのに、朝からずっとふたりはこうしています。
そうです、今日も依頼がないのです。

『りんごあめの季節』

315:314の続き
06/07/25 19:52:00
ツ「……ヒマ」
助「……」
ツ「……ちょっと」
助「はい」
ツ「はいじゃないわよ」
助「はい」
ツ「……なんかおもしろいことない?」
助「さあ」
ツ「あんたがやってるのは?」
助「クロスワードパズルです。…やります?」
ツ「…いい。そんな低レベルなの。あたしの頭脳の無駄遣いだわ」
助「あら、そうですか」
ツ「………連続殺人でも起きないかなぁ」
助「…そんなにヒマなら、散歩でもしてきちゃどうです?」
ツ「イヤよ、このクソ暑いのに。外なんか出歩きたくないわ」
助「じゃおとなしくしてて下さい」
ツ「……ぶー」
助「……」
ツ「……ズロロロロロ」
助「音たてて飲むのやめてくれませんか」
ツ「おかぁり」
助「はいはい」

316:315の続き
06/07/25 20:07:04
ツ「……セミの声がうるさいわ…」
助「夏ですからねー……こりゃアブラゼミと…クマゼミかな」
ツ「ミーンミーンてのが聞きたい…」
助「ああ、そういえば最近聞きませんね、ミンミンゼミ」
ツ「あれ聞かなきゃ夏って感じしないわ…」
助「何言ってんですか外国暮らしが長かったくせに…はい」
ツ「あんがと…ちゅー…ごくん…なんでかしら」
助「なんです?」
ツ「なんでミンミン鳴くセミが減ったのかしら」
助「さあ…環境破壊の影響とか?」
ツ「これは謎ね」
助「は?」
ツ「謎だわ!あたしに解かれるのを待ってる、大いなる世界の謎のひとつなのよ!」
助「…はぁ、いいですけど、調査に行くならひとりで行って下さいね」
ツ「……何よ、つまんない奴ね。…フンだ」
助「(やれやれ)」

317:316の続き
06/07/25 20:16:08
ツ「……」
助「……」
ツ「……」
助「……あの、所ちょ」
ツ「あーーーーッッもう!なによなによなによ!ほんとヤんなるわ!どうして貴重な青春の一ページを!十七歳の夏を!こんな狭くてむさ苦しい事務所で過ごさなきゃなんないワケ!?」
助「お父上の後を継ぐと押しかけて来たのは自分じゃ…」
ツ「何か言った!!」
助「いーえっ…何も…ああそうだ、これポストに入ってたんですけど」
ツ「何?……夏祭り?」
助「えぇ、伝統的なお祭りだそうで、使い古した衣類や布団なんかを川に流すんだとか…どうでしょう、学校のお友達と行ってきては?」
ツ「夏祭り……夏祭りか。そうね、いいかも」
助「でしょう?気分転換にもなりますし…」
ツ「そうと決まったら、浴衣を買いに行くわ!」
助「ええ、ええ。いってらっしゃい」
ツ「何言ってんの!あんたも一緒に行くのよ!」
助「ええ…ええ?何で僕が…」
ツ「荷物持ちがいないと困るでしょ!」
助「ええ。え~えそうでしょうとも」
ツ「それにあんたの分の浴衣も買うんだから…一緒にショッピングと外食できるチャンスだし」
助「はい?何か言いました?」
ツ「なッ…何でもないわよ。さ、はやく行きましょっ」

318:317の続き
06/07/25 20:23:15
探偵事務所の前に一台の車が止まりました。
黄色いビートルの運転席から降りてきたのは、黒く長い髪の、赤いフレームの眼鏡をかけた女性です。
眩しそうに細めた目もとと、ルージュをひいた口もと、そして大きく開いた胸元に小さなホクロがあります。
実にセクシーかつグラマラスな美女です。たまりません。
一方その頃、ジョッシュくんを追い出した事務所の中で、ツンデレ探偵は途方にくれていました。

319:名無し職人
06/07/25 20:38:32
~もしもいろんな方言でツンデレが書かれたら~
(なにか助手が鈍感な事を言ったら)

ツン「べこのかあ!(馬鹿!)」
助手「なんばしょっと!?(何するんですか!?)」
妹「なんがでっきょんな?(なにしてるの?)」
姉「あ~、よかよか。ほっといてもだいじょぶたい。(あ~、いいのいいの。放って置いても大丈夫だから。)」
妹「なんがよがねごとでもあっただが?(なにか変な事でもあった?)」
姉「助手君がでれぇ勘違いしただけ。(助手君がすごい勘違いしただけよ)」
ツン「ほんなやから毎度毎度うちが心配しとったりヤキモチやいたりすんやろ!(そんな事だからいつもいつも私が心配したりヤキモチやいたりするんでしょ!)」
ツン(そないに心配さしちょったら…泣いてまうやん…) 訳:そんなに心配させたら…泣いちゃうんだから…









頭いてえWWW

320:318の続き
06/07/25 20:38:43
ツ「……しまった。…あたしとしたことが、ぬかった…」
助「あの、所長ぉ?もういいですか~」
ツ「きゃあッ!バカ!なに開けてんのようッ」
助「うわッすいません!まだ済んでなかったとは…」
ツ「いいから閉めなさい!閉めなさい~ッ」
助「ふぅ…びっくりした。………しかし平らだったな…って何を言ってるんだ僕は」
姉「な・に・が、平らですって?」
助「おわっ…お姉さん!?」
姉「うふふ。お久しぶり、ジョッシュくん。この暑いさなかにお盛んね。こっそり覗かなくったって…頼めば見せてくれるわよ?」
助「今日はどうしたんです?」
姉「あら、スルーなのね。お姉さんちょっと悲しいわ…今日はね、ふたりをお祭りに誘おうと思って」
助「神社のですか?それなら僕たちも行こうと…」
姉「あら、そうなの?………あー…そういうことね。ちょっと待ってて」
助「?」
姉「ツン~、アタシよ、ちょっと入るからね」
ツ「姉さん!?何しに…」
助「……あいかわらずよくわからない人だ…」
妹「……(ちょこん)」
助「わ!いつからそこに!…ていうか、君は?」
妹「……え、えと…わた、わたし…その…」
ツ「(ドアから出つつ)もおっ!姉さんってば、そんなんじゃないって何度言えば」
妹「ツン子お姉ちゃん!」
ツ「妹子?…久しぶりじゃない!おっきくなったわね~、元気だった?」

321:313
06/07/25 20:46:54
わ、我ながら長い・・・
しかもまだ起承転結でいうたら
起と承の間くらい…orz

しかもやむをえず今日はここまで

322:名無し職人
06/07/25 21:00:04
これで4分の一くらいかよ!
長えwwwww
でもガンガレ
乙!


>>319
九州のどこだ?


みんな乙!

323:名無し職人
06/07/25 21:09:46
乙でーす

324:名無し職人
06/07/25 22:30:34
>>320
妹子……… 小野妹子ですか?(・ω・)

325:名無し職人
06/07/26 00:08:10
うちの風呂がぶっ壊れた...orz
そんな訳で思いついたネタを一つ

今日も今日とて生活の為またひとつ難解な事件を解決した。
ちなみに今回の依頼は『子猫探し』
あまりにもベタだがこれがまた大変だった訳で
僕と所長は汗だくのまま事務所に戻ってきた。
ツン「はぁ~~疲れた~」
助手「いや~参りましたね今回は」
ツン「ったく、何でこうゆう依頼の時に限ってこんなに暑いのよ!!」
助手「ははっ、事件は時間と場所を選びませんからねえ」
ツン「笑い事じゃないわよ!!...ん、スンスン...」
  (やだ...汗臭い...気づかれたらどうしよう...)
助手「ん、どうかしましたか?」
ツン「な、なんでもないわよ!!ちょっとシャワー浴びてくるから
   その間に報告書とうんと冷えたアイスミルクティー作っておいてねっ!」
助手「はいはい、わかりました」
そう言って所長は事務所の隣にある彼女の自室に向かった。


すまん、続きはまた明日

326:名無し職人
06/07/26 02:28:56
続きが気になるなあw

327:313
06/07/26 10:35:05
>>324いっそのことツン子の名字小野で
んで>>309から棒網ジョッシュ

ちなみに姉は姉美

328:320の続き
06/07/26 18:43:34
助「…妹さん?」
ツ「初めてだったっけ?そう、妹の妹子よ。あたしも会うのは数年ぶり」
助「そういえば3人姉妹だって以前…それにしても、歳の離れた兄弟なんですね」
姉「なんとなく聞き捨てならないセリフねジョッシュくん」
助「お、お姉さん…そんなつもりは全く…」
姉「まぁいいわ。ちなみに3人姉妹ではないわよ。1番上に兄がひとり、妹が11人の12人兄弟なの」
助「そりゃまた…にぎやかそうな…」
姉「嘘よ」
ツ「ジョッシュ。この人の言うこといちいち真に受けてちゃもたないわよ、ねー」
妹「お、お姉ちゃん、あんまりぎゅっとしちゃ痛いよ…」
助「妹さん猫かわいがりですね所長。…あれ?着替えたんじゃないんですか?」
ツ「い…いいのよ、アレは。着てみただけなんだから」
姉「んふ…ジョッシュくん、この娘ね、ひとりじゃきられないくせに浴衣買っちゃったのよ?アタシが来なかったらどうするつもりだったのかしら。よっぽど嬉しかったのね、誰かさんと夏祭りに出かけるのが」
ツ「ね、姉さん!やめてよ!バカが勘違いするじゃないっ」
助「バカとはまた…随分な言われようですね…慣れてますけど」
ツ「ふんっ」
妹「お姉ちゃんお姉ちゃん」
ツ「ん?なぁに?」
妹「自分に素直にならなきゃダメって、パパ言ってたよ?」
ツ「……(かあぁぁ)」
姉「あはは。1本とられたわね。素直に白状しなさい、(耳元で)浴衣姿でジョッシュくんを悩殺したいって」
ツ「な…姉さんのバカァァ!!」
助「???」
ツ「な…ッに見てんのよ!バカ!ドバカ!」
妹「お姉ちゃん、のーさつってなあに?」
ツ「……(かあぁぁ)」
姉「あははははは」

329:328の続き
06/07/26 19:01:38
ここは祭りの会場。山の中腹にある、大きな神社の境内です。
神社に続く山道からこの境内にいたるまで、屋台と見物客でごったがえしています。
夜店の喧騒と、あちこちに吊り下げられた提灯や屋台の白熱灯の光が、
幻想的でどこか現実とは違う場所にいるような、お祭り独特の雰囲気を醸し出しています。
ざわ…ざわ…ざわ…
人ごみを縫うように歩くのは、浴衣に身を包んだツンデレ探偵御一行様。
お祭り初体験の妹さんは並み居る屋台に興味津々です。
三姉妹はもちろん助手くんも、浴衣がよく似合っています。
ツンデレ探偵は髪をアップにしています。言うまでもなく、
いつもと違う髪形で助手くんの興味を引こうという作戦です。

330:329の続き
06/07/26 19:13:42
助「人が多いなぁ…所長?はぐれないで下さいよ」
ツ「うっさいわねぇ。子ども扱いすんじゃないわよ」
助「壊滅的な方向オンチじゃなかったら、それ相応の扱いをします」
ツ「運動オンチのあんたに言われたくないわよ。
  あんたもね、あたしより妹のこと心配しなさいよ。
  まだ小さいんだから……って」
助「どうしました?」
ツ「いない…妹が…あと姉さんも」
助「あ、ほんとだ…いつのまに
  …っていうか所長、手ぇつないでたじゃありませんか」
ツ「途中から姉さんにかわったの…だめ、近くにはいないみたい」
助「…まぁ、二人一緒にいるでしょうから大丈夫でしょうけど…
  探しときましょうか」
ツ「そうね、そのほうがいいわ。万一何かあったら困るもの」
助「じゃ、行きましょっか…はい」
ツ「………何よ、この手は」
助「僕らまではぐれちゃったら、ミイラとりがミイラでしょ?そのためです。はなればなれにならないように」
ツ「…わかったわよ。でも、カンチガイしないでよね、仕方なくするんだから。他意はないわよ?一切!」
助「何を勘違いするんです?とりあえず、来た道を戻りましょう」
ツ「………ばか」


331:名無し職人
06/07/26 20:22:08
久々に思い出した。
昔の妹は、換気扇の隙間から防弾ガラスに突き刺さった銃弾をもう一発押し切る凄腕のスナイパーだったんだよな。

332:名無し職人
06/07/26 23:07:48
そんな話しもありましたなぁ(・ω・)

333:名無し職人
06/07/26 23:37:09
1スレ目からいるけどそんな話し合ったっけ?
ロシア?

334:325
06/07/27 01:03:54
何か投下しずらい雰囲気ですが気にせずGO
>>325の続き

助手「さてと...」
僕はさっそくパソコンに向かい電源をつける。
ピロリ~ン。ガーガー...カリカリ...カリカリ...
少々古い物なので立ち上がりに時間が掛かる。
ようやくOSが立ち上がり報告書のフォーマットを開こうとした時だった。
ツン?「キャーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!」
助手「!!」
突然、電車が急ブレーキを掛けたかの様な悲鳴が僕の耳を貫いた。
悲鳴はバスルームからのものだった。
助手「所長っ!!」
声を出すと同時に椅子から立ち上がり彼女の所へ駆け出す!
部屋の前に着くなりドアを激しくノックした!
ドンドンドン!!
助手「所長!どうしました!!」
ドンドンドン!!
ツン「大丈夫...開いてるわ...」
中から生気のない声がする。
とりあえず彼女は無事のようだが?
持っていたグロッグ26をホルスターに仕舞い、ドアノブに手を掛ける。
助手「入りますよー?」
一応ことわりを入れドアを開けた。
ツン「あ、あれ...。」
脱衣所にへたり込む彼女は恐る恐る浴室の方を指差した。
僕も同じ方向へ視線を向ける。
助手「えっ!?」

そこで目にした物は...。


335:325
06/07/27 01:06:09
壁に蠢く黒い点の様な不気味なもの...。
助手「ゴキブリ?」
ツン「そ、そう...よ。なっ何とか、ヒック、して...よぉ」
助手(普段は死体を見ても平気なのにこんなのでおどろくなんて
   やっぱり、女の子だな...? ん、女の子?)
僕はある重大な事実に気づきあわててその辺にある新聞紙で“ヤツ”引っ叩いた。
ツン「殺っ...た?」
助手「確認殺害、戦果1。任務完了つき撤収します。」
ツン「あ、ありがとう...」
だが、彼女がその事実に気づくのも時間の問題だったりする。
ツン「...って、チョットマテ」
助手「な、何か?」
ツン「見たでしょ?」
助手「何をですか?」
ツン「だーかーらっ!見たんでしょ!!」
助手「見てません!見てません!所長の裸なんて見てませんよ!」
振り向いているから判らないが、明らかに怒りのオーラを出している。
あーあこれで入院一ヶ月コース確定だ。
無論、労災なんて物は出ない。

ところが彼女の反応は以外なものだった。

336:325
06/07/27 01:07:38
ツン「...ばか」
助手「へっ?」
ツン「もっと...見てもいいのに...」
助手「あっ!?えっ!?」
ツン「...こっち向いて」
ヤバイです。今振り返ったら最後の一線を越えてしまいそうです。
自身の身の保守と全国のツンデレ探偵スレファン?の為にも何とか回避しなくては!!
助手「えっっと、ああそうだ!戦闘!!じゃない銭湯に行きません?」
ツン「えっ?」
助手「銭湯ですよ。せ・ん・と・う」
ツン「大きなお風呂がある?」
助手「ええ、その銭湯です。」
ツン「...だったら」
助手「だったら?」
ツン「さっさと支度しなさいよこのスケベ!!」
ドカッ!!

......ばか

続きはまた明日です

337:名無し職人
06/07/27 01:17:31
長いねえwww
昔のドラマかよwww
1年がかりだよwww

乙です!

338:名無し職人
06/07/27 02:46:05
~たこ焼き屋
店長「うちのたこ焼きはね、外はツン!中はデレっとしてるのが売りよ」
助手「へぇ、面白そうですね。2ダースください」
店長「あいよ!へいお待ち!」

助手「(所長にいいお土産できたな。冷めないうちに持っていこう)」

助手「ただいま戻りましたー」
ツン「おっそいわよ!何してたの?」
助手「すみません。ちょっと寄り道を」
ツン「寄り道って何よ?まさか…彼女?」
助手「ち、違いますよ。たこ焼き買ってたんです」
ツン「彼女だったら…こ、オホン。ま、いいわ。私のぶんも買ってきたんでしょうね?」
助手「モチロンですよ。はい、どうぞ。」
ツン「へぇ~、『ツンデレたこ焼き』ねぇ。面白そう」
助手「早速食べてみましょう」
パクッ!ムッシャー!テュルルン!…ちょ、何これ、アツっ!
助手「熱いけど、アッツ!ハフハウ、おいひですね」
ツン「そ、そうね。名前の割りに普通だけどおいしいわアチュ!」

助手「そーれ最後の一個~、いただきー!」
ツン「あ、ずるい!わたしが食べるのよ~!よこしなさい!」
助手「そうはいきません!パク…モグモグ」
ツン「あ!」

助手「ちょっ、直接口でタコを奪うのはやめて、くだ、…すごい」
ツン「フー、タコはいただいたわ」

その日の所長のキスはタコのような舌使いだったという

(´・ω・`)あれ?ツンデレは?

339:313
06/07/27 10:07:04
>>334流れとめてスマソです

気にせずガンガンイっちゃって下さい

>>338ヤバイたこ焼き食う度思い出しそう…

340:名無し職人
06/07/27 12:59:27
じゃあ俺もたこやきつくるかな






ハムッ!ハフハフ、ハフッ!

341:名無し職人
06/07/27 13:07:10
べ、別にあんたの事がき、嫌いだから斬るんじゃないんだからね!蜀のためなんだからね…さよなら馬謖…。

泣いて馬謖を斬るツンデレ

342:名無し職人
06/07/27 14:07:55
ツンデレたこ焼きワロスw


>>340
それが言いたいだけじゃねえかν速野郎w


>>341
前スレにもあったな
じゃあ



あ、あたしは黄忠よっ!ここの大将の首を貰い受けに来たんだからっ!

343:名無し職人
06/07/27 14:09:00
べ、別に敵が本能寺に居るから行くわけじゃ無いんだからねっ!

344:名無し職人
06/07/27 15:42:43
ああ
俺勘違いしてた
風呂の話まだかなあって思ってったんだけど
書いてたんだ
乙です
文章うまいですね


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