06/05/22 04:28:26
ある国の将軍様とその息子が砂浜を散歩していると、古びた真鍮製の壺が埋まっているのを見つけた。
将軍様が壺についた土をはらうと、中から煙とともに魔人が現れた。
「サンキュー、2千年ぶりに壺から出ることができた。お礼にひとつだけ願いをかなえよう」
将軍様はすかさず「核弾頭が欲しい、プルトニウムでもいい。北米を狙えるICBMでもいいな」と魔人にねだった。
「ちょっと、ちょっと、頼むよ。俺は2千年眠ってたんだぜ?なんだよICBMって?ハイテクは勘弁してくれよ。もっと簡単な願いはないのか?」
「では、うちの息子をかしこくしてくれ。強力な指導者になるように」
魔人は将軍様の息子のところへ近づいてしばらく話込んでいたが、戻ってきて将軍様に言った。
「あ~、なんだっけ、、その、、、ICBM?ちょっとやってみようか、、、」