06/05/21 21:44:09
「ま、いろいろあったけどな、みんな卒業だし、仲直りの意味も含めて
これで手打ちにしようぜ」
「え、?そ、そうですか。」
俺は篠田の前にコンビニで買った弁当を並べた。
「遠慮せずに食えよ、俺はこれにする」
篠田はまだ少し不安があるようだったが、カルビ弁当を手にすると
食い始めた。
俺は篠田に缶コーヒーを渡し、普通の友人のごとく話題を振って言った。
「お前は大学に推薦だって?順風満帆だな。俺は親父のつてで塗装工だぜ。
ま、勉強には興味ねえしな。」
篠田は少しずつ警戒感を緩めているようだった。
「ええ、俺の成績でもなんとかなったんで・・・」
しかし、俺の頭の中はこいつに対する復讐心で充満していた。
俺の妹にこいつは自分の汚ねえチンポをねじ込みやがったんだ。
妹を犯されてその兄が和解するとでも思ってるのか?
絶対に許さねえ、こいつに地獄を味合わせてやる。
篠田が弁当を食い終わったところを見計らって今度はサンドイッチを差し出した。
「これも食えよ」
「え?い、いや、もういっぱいだから」
「食えよ、もう後腐れなしなんだからよ」
「あ、ああ。じゃあ貰うよ」
篠田はかなり腹いっぱいになったようだった。
よし、これで準備ができた。