06/05/20 14:35:31
一瞬気を失ったに違いない、猛烈な痛みで気がついたが、もう全身の
力が入らなかった。
力の抜けた下腹部から小便が垂れ流し始め、口からはだらだら唾液が
流れおちた。
やや前かがみになった俺の頭を山田はつかむと、狙いをしっかり
定めて胃のど真ん中を全身の力をこめてつま先で蹴り上げた。
「ゲフウ!」
俺は口から胃の内容物を吐き散らし、痙攣した。
「こっちに連れて来い」
俺を捕まえている四人に命じると、配下の四人は俺の小便がゲロがつかないように
用心しながら俺をコンクリート製の階段の方へ引きずっていった。
「よし、お前らちょっとどけ」
山田は部下をどけると俺の後ろ髪をつかんだ、、そして俺の顔をコンクリートの
端に向けると、丁度、コンクリートの直角に出っ張った部分が俺の顔の
正面に来るように俺の頭を据えた。
俺は意識朦朧としながら????マークが飛び交っていたが、
山田の意図に気づくと一瞬にして恐怖に駆られた。
許しを請おうとしたが言葉にならず、逃げようとしても身体の力が入らない