06/09/25 13:52:58 jR+l+2Ug0
>>428
やり方にもよるが、どうにかなる。
上にも書いたが、魔術的感性を得た後で、例えばお払いやお祭りなどの宗教的儀式を見てみると、
今までは感じられなかった、儀式中に得られた感覚と非常に近い印象を受ける時がある。
それは宗教儀式だけではなくて、例えば炎の揺らめきと暑さとか水の手触りとか、
そういった非常に感覚的な事も、元素霊の召喚の時に感じられた事が再度認識されたりする。
そういう、外界からの魔術的感覚を魔術の経験の記憶にフィードバックしていくと
自分の中に、ちょっとした思いこみなどでは簡単にブレない『実感』が出来てくる。
定期的に外界の情報を認識しなおせば、忘却による実感の『喪失』を防げる。
これが、自分自身の中の体験のリアリティの元となり、
作業の善し悪しを判断する上での材料になる。
こういう外界からの魔術的感覚について考えていくと、
自分の魔術的感性と外界との関連がぼんやり見えてくる。
例えば芸術作品にそういった感覚を表現するのはもっとも良くある
魔術的意志の表明の手段でもある。
(偉そうな事を書いているけど、神秘的な事は何も無いよ。
ただ、言葉で表しにくく表面に出にくい感覚を扱える、というだけの話だ。)
それを>>424が言うように人生において応用するか、或いは己の儀式部屋の
中に留めておくかは、その人の考え方次第だと思う。