06/08/05 16:54:04 lBkl8Cup0
古いマンガだが、「愛と誠」。
要するにいいトコのお嬢さんと不良が、幼い頃の事故を切っ掛けに、いろんな
抗争や政争に巻き込まれながら、真実の愛を育んでいく、なんて感じの70年代
スタンダードな恋愛モノなんだが、中身はグロ描写だらけ。
幼少時にヒロインを救おうとした主人公の額に、折れたスキー板が突き刺さって
消えない傷を作る。
主人公が、敵の組織の御曹司?の巨漢の池沼と対決するときに、鯖折りを
かけられて、その反撃として相手の耳を手刀でそぎ落とす。
敵の幹部を理髪店で捕まえて、剃刀で顔を切っていく(これは確か未遂)。
同じく敵側のスケ番が主人公を倒せないことで権威失墜して、手下から輪姦
された挙句、硫酸を被ることに。さらにその直後に駆けつけてきた前述の
池沼が、惚れていたスケ番を助けられなかった償いに後追いでやっぱり
硫酸を被る。
最後の戦いでは主人公は気迫で勝利を収めるものの、日本刀でばっさり
やられる。そのままヒロインの元へ向かうが、たぶんその後死亡。
他にもいろいろあるんだが、その描写がことごとく異様にリアル。
内蔵をぶちまけたりするわけじゃないんだが、今なら黒ベタで誤魔化したり
するようなところまでしっかり描きこんである。
わりと面白いマンガなんだが、おかげでなかなか再読に踏み切れない……。