06/07/05 23:44:34 apK6kufK0
雪をかき分け、ようやく鉄塔にたどり着いた頃にはもう夕方になっていた。風が吹き付け、鉄塔はビョ~と妙な音で唸っている。
皆でしばらくその光景を眺めていると、突然下腹に刺すような痛みを覚えた。
…もよおした。寒い中を歩いたり、風の中に長時間突っ立っていたせいだ。
俺は慌てて雪を掘り始めた。ガマンできなくなる前に雪に穴を掘り上げないと。見渡すと仲間のうち2人が同じように雪を掘っている。
山が好きなヤツて、大体考える事が似通っている。
ウンコしたくなったんで「穴掘ってその中にして埋めればいいじゃん」と自分ながらの素晴らしい
アイデアに酔い痴れて、ちょっと離れたおあつらえ向きの場所に穴掘っていたら、そこから前に埋めた
ヤツのぶっ太いウンコが三本とケツを吹いたであろう週刊誌のシワシワのページが出てきた。