06/04/24 20:35:51 HgmnS7eZ0
俺は一体どこで間違えてしまったんだろう・・・
「ず・・・ずっと、俺の傍にいて欲しい。」
「いっ言われなくても、あなたが死ぬまで傍にいるわよっ。」
「う、うん。そうだよね。俺に取り憑いてるんだもんね・・・。
じゃあ、少しでも長く一緒にいられる様に頑張るから。」
「ふん。せっ精々頑張ってみなさい。
別に私が一緒にいたいとか、そんなんじゃないんだから。」
それからの数ヶ月は本当に楽しかった。
不器用な俺と素直じゃない彼女。喧嘩もしょっちゅうした。
でも仲直りできると嬉しくて一緒に泣いて笑いあった。
変化はちょっとした事から始まった。
軽い立ちくらみのような眩暈
「あ、あれ?なんか・・・変・・・だ。」
「ちょ、ちょっと急にどうしたのよ!」
「う、うん。ちょっと力が入らなかった。でも、もう大丈夫。」
「そう。なら良いんだけど・・・」
「ほらほら、そんな心配そうな顔しないで。」
「な、何よ別に心配なんてしてないんだからっ。」