06/04/23 21:45:46 9G616x8UO
「こうかな?もっと下?」
「そうそう、それ位!うん上手よ!さすがまーくん!」
俺は新しい入居者である青年の上に乗って首をぐいぐい締めあげる。
「じゃ、私はこっち書くわねー♪」
彼女は鼻歌を混じりにかべに血文字で『呪殺!』と書き込んでいく。
「だいぶ弱ってきたからね。これできっと出ていくよ、こいつも」
「うふふ、だってまーくん、すごい上手く祟るんだもん」
「でも一思いに殺っちゃった方が早くない?」
「ダメよぉ、そしたらここに憑いちゃうでしょ!
この部屋は私たちだけの
・愛・の・巣♪」
彼女はそう言って俺に抱きついてくる。
彼女は昔のツンツンが嘘のように今はデレデレだ。
(幸せ…なのかな)
願わくば、お祓いとかがきませんように…