06/04/04 04:06:24 0TeRWgY00
高島平には高層団地群が有ります。
以前(20数年前)そこに住んでいました。
当時は、比較的屋上に出ることが容易であり、今の様に高いフェンスもありませんでしたの
でかなりの方が屋上から飛び降り自殺をされていました。
朝、学校に行くとき人だかりが出来ていて横たわったって息絶えた人、その周りの血のりを遠目に眺めながら、
「また、自殺だ。」
余り気持ちのいいものではないので、近寄らない様にその場を通り過ぎることを何回か経験しました。
飛び降りの人は、夜飛び降りる人が多いので朝の発見が多いい様でした。
そんな状態の団地です。
ある夜、ベットに横になって窓の方をぼんやり眺めていたときです。
黒い大きな陰が上から下へ移動しました。
「何だろう。」
薄々は感じていましたが、確認の為窓から下を覗きました。
案の定、横たわっている人らしきものが見えます。
「おかあさん、人が落ちた。」
第一発見者になりました。
最初で最後の経験です。現実には。