06/02/17 20:00:42 mhzAmK/n0
240 本当にあった怖い名無し sage 05/02/02 18:34:48 ID:GaG7H9Th0
国語の先生が入って来た。
木曜日の時間割りは
一時間目 国語
二時間目 数学
三時間目 美術
四時間目 体育
五時間目 総会(クラスでの話会い)
というような時間帯だった。
『さぁ~、受験もいよいよ近くなって来ましたね。
今日は受験で大切な文章の読解力を完全に身につけますよ。
国語は読む力が大事ですからね!!』
などと先生は言っていた。
というか、この先生は『文章の読解力』という言葉が口癖だった。
必ず事あるごとに使う言葉だということを
自分は覚えていた。
と同時に
『受験・・11月っていうのはそんな時期だったんだ。』
などとしみじみ思ってしまった。
先生が黒板に
教科書の文章を2、3行書いた所で
ある女子生徒が手をあげた。
『Kさんなんですか?』
先生が聞く。
『先生。一昨日出した宿題の回収はしないんですか?』
と女子生徒。
宿題!!そんなのあったのか!?
焦りが出てきた。