なにそのツンデ霊★2人目at OCCULT
なにそのツンデ霊★2人目 - 暇つぶし2ch186:帰ってきたツンデレ初心者‐revenge‐
06/02/16 16:35:57 jTBZ5o5e0
「どうしてあんなことしたの?」シャツのボタンをつけながら僕は不二子に聞いた。

「あんた本当に馬鹿ぁ?自分で考えなさいよ。」彼女も初めてだったはずだ。行為の最中の不二子はいつもの強気とは打って変わったものだったから。
「ねぇ、教えて。不二子の口から聞きたい」僕は意を決して彼女に詰め寄って彼女の肩をつかんだ。不二子の顔がとても近い。不二子って本当にきれいなんだなぁ…。
「みゃ…っう☆」不二子が変な声を上げた。変なところ触ってないはずだけど…。どうやら触れられただけで反応しているようだ。
「や、だ、めぇ…」息が途切れ途切れ。ちょっとおもしろい。調子に乗ってあちこちつつく。
「あ、はぁ、はぁ…ん…」ひとしきり遊んだ後、僕は彼女を解放してあげた。
ほんのり上気したホッペがすごく…

「かわいいw」

僕は口に出してそういった。不二子ははっとして僕をみつめた。
「…本当に?」小さな声で僕に訊く。
「うん、とっても」そう口にした瞬間、彼女はぼろぼろと涙をこぼした。その姿がとても女の子らしい。

「ありがとう…。私、行くね」

彼女がこういった。僕ははっとした。不二子がほんのりと光に包まれていく。
「どこ行くんだよ、行かないでよ!!不二子!!」
「ふん、ほんっと、あんたはマンモーニ(ママっ子)ね」あ、もう、いつもの不二子だ。
「あんたが来るのをあの世で待ってるからw」そういい残して不二子は消えた。

僕は座り込んだ。不二子のぬくもりがまだ残っているベッドの上に。・・・そして泣いた。
明日が来る。不二子のいない明日。そんな明日に意味はあるのか。

…ないよな・・・。
僕はベランダに足をかける。一歩踏み出せばいい。

そして僕は夜空に身を捧げた。
…これでいいんだよね・・・


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