06/01/20 02:29:54 DSmlkeH5O
彼女から聞いた話
彼女には多少霊感があるのだが、それを知ってか知らずか、上司が相談にきた。
上司、「最近、右肩がやけに重いんだけど、
どうかしたのかぁ?いきなりだし不思議だよ(笑いながら)」
その時、彼女には上司の右半身が黒いモヤで霞んで見えていたが、
その正体がわからないので適当にごまかし、「気のせいですよ。」と、答えた。
その後、上司を覆うモヤは日に日に濃さを増し、右半身が真っ黒に見えるようになった。
彼女はこれはマズイと思い、Aサンに相談したところ、Aサンは、「可哀想だけど、上司は近いうちに、
右半身にひどい怪我を負うだろう。」とのこと。
彼女が何故かと聞くとAサンは落ち着いた調子で「上司には、どこで貰ったか知らないが、女がとり憑いている。
しかし、私が祓おうにもその女の指が上司の肩口に根元までめり込んでいて、祓えない。
逆に怒りに触れて、私(Aサン)がとり憑かれてしまう。」とのこと。
その上、Aサンは「あなた(彼女)が上司のコトを気に掛けていると、
女に感付かれ、とり憑かれてしまうわよ。」と言われた。
Aサン曰く「あの様な質の悪い霊に自ら首を突っ込むコトは出来ない。
上司には可哀想と思うが、力になれない。」と、言っていた。
数日後、上司のモヤがいきなり消えており、彼女がどうしたのか聞くと、
家族で奥サンの里の法事に帰った際、坊主サンが自分を見るなり突然
「あなたには、女の霊が憑いている!すぐに祓わなければならない!」と言われ
法事の後、数人の坊主から一晩中お祓いをうけたと笑いながら語っていたとのこと。
このコトをAサンに話すとAサンは「上司には必死に抵抗している守護霊が見えてたので、
それが幸いしてなんとか助かった様だ。だから、守護霊には感謝しなければいけない。」と教えられた。
それと、質の悪い霊はあまり見かけないが、どこにでもいる可能性があるから、
常々、肝に銘じておくコトと、ひどいモノには本人の死だけでなく、
周りの人間をも絶望に追いやり自殺や廃人するコトもあると言われたそうだ。