06/01/19 03:49:19 BkCDjt1g0
俺がある日のお昼(13時ごろだったと思う)、居間でうとうととしながらごろ寝をしていたときの話。
居間の大きな窓ガラスを開けるとその向こうは建物などはなく、ちいさな原っぱになっていた
どなたかの私有地の様だけど俺が小さいころはよく友達とフェンスを乗り越え遊んでいた場所だった
テレビを流しっぱなしにしたままうとうととし始めたとき、
その大きな窓側のほうからなにやら笑い声が聞こえてきた。カン高い、やたら大きい声量で。
「なんだ?子供か?」
俺は一瞬たじろいだけれど、誰の声かはあらかた予想が付いた。
家の近くに小学校があり、よく子供たちが運動場で遊んでいる声がこっちまで聞こえてくることがあったから。
(あーうるさいな・・・)
しかし声は一向に止まない。次第に声が大きくなってきてヒャーハッハッハッハとなんとも気味悪い
笑い声のようなものが、さっきからずっと原っぱの方から聞こえてくる。
「はぁ・・・なんなんだよもう」
そう言う間も気が狂ったような叫び声か笑い声か区別つかないような不気味な声は止まる気配がない
小さくなったかと思うと、また大きな声が住宅内をこだまして
声が遠ざかったりまた近づいてきたりを何度も繰り返しながら「ギャーーッ」「ウヒヒヒヒィ」「ヒャーハッハハハハ」と叫び続けている
(うるせえッ気狂いかコイツ・・・?)
怒鳴ってやろうかとも思ったけど情けないことに、恐怖で金縛りになったように動けなかった・・・