05/12/19 01:46:39 YKSj6p9e0
少し昔、昭和の中頃の話をしようか。
クラスの男の子の苗字が、有賀(アリガ)君に変わった。
両親が離婚して、母方の性になったのだ。
「でも、弟は元のままなんだ」
まだ、長男が家を継ぐのが普通だった時代。
だが、弟の名前を聞いて、みんな納得した。
弟は「タイゾウ君」だったのだ。
そんなタイゾウ君も、二児のパパになった。
妙な名前にならないように配慮してくれた親の恩を知ってか知らずか、
子どもの名前は「大和(やまと)」と「真秀(まほ)」。
和風のよい名だとは思うけど読めない、と、まだ結婚できない有賀君は
ぼやいている。