05/12/29 02:06:18 t8k+e7e60
2005年10月11日22:28
5: 酒井嘉和 れろさん、カツさんこんばんは。
レスありがとうございます。
様々工夫なさっていらっしゃるようですね。しかしながら、肥田式では基本的に観念は用いません。
肥田式の姿勢、腰は以前にも書き込みをしましたように、自然に出来あがるものです。
また、れろさんは、
>それから、4動を決めたとき、腎臓辺りの背中部分が窮屈になるように感じるのですが
とのことですが、これは、やはり、背中が未だに緊張していて、上虚下実(上半身には力が入らず、
下半身に力が入ること)が身についていないことが大きな原因ではないかと考えられます。
このような場合は、立って行うお稽古には、いったん中止しまして、
前に書きこみました「自然体休養姿勢」による「正式呼吸法」を徹底的に行うことをお勧めいたします。
この呼吸操練法は寝て行う為、上半身の緊張がとれる上、自身の身体のどこに力が入っているか、
呼吸の時身体の様子などがハッキリと観察できるなど無意識に、無造作に操作していた身体を細かく観察できる優れたものです。
また、この呼吸操練法を続けていますと、全身の筋肉の緊張が解け、骨格が整ったり、慢性の懲りが取れたりして、
これだけで充分整体の効果があがります。また、身体の健康や精神的なタフネスさが目的でしたら、この呼吸操練法だけで達成することも可能です。
まず、この呼吸操練法を徹底的におやりになることをお勧めします。また、この呼吸操練法が身についていませんと、
その先に進むことが難しく、立って行うお稽古をすることもできません。
なにしろ、肥田式の入門の型でありながら、奥義の型でもあるのがこの「自然体休養姿勢」なのですから。