05/11/16 01:33:21 4EFX7gub0
スレの流れが止まってるようなので、ここで下らない話(実話)を一つ
当時高校生だった自分は、散歩が趣味で、高校から路線バスで30分かかる家まで歩く程散歩好きでした。
その時も、学校が終わってから「知らないところへ行ってみよう」程度の軽い気持ちで、いつも何となく避けてた
路地裏を通ってみることに。
歩いていてしばらく何ともなかったんですが、狭い路地を抜けた先に出た時、空気ががらりと変わったんです。
その日は真冬で、雪がちらつきそうな厚い雲に覆われた日だったんですが、
そこに来た時、空気が何だがどんよりじめじめしてたんです。
その時ちょうど月のモノ(ちょっときつい時)が来てたんで「ちょっと体に無理をかけたかな?」と考え、
どっかで休もうかなと考えながら歩きましたが、空気はどんどん重くなっていくばかりで、
その神社を見つけた時には、自分がまるで頭のてっぺんまで血だまり(言い方が物凄く悪いんですが、
空気の粘っこさが水じゃなかったんで)の中に入って歩いてるような感じで、息もちょっと苦しかったんです。
「あー神社の境内で休ませて貰おうかなー」とか軽く考えて神社に近づいたんですが、その時ぞわっと何か感じたんです。
「ここにいてはいけない」といったかんじの、本能的な何かを。
だけど何となく回れ右をして、今まで来た道を戻ろうと、後ろを向く気にはなれなくて
取りあえず神社の前は早足で通り過ぎると、隣に公園がありました。