05/12/10 00:31:47 yLIhBfwF0
以前川崎区の千鳥町に夜一人で夜景を撮りに行った時のこと。
このへんは埋立地の工業地帯で、化学プラントや工場が立ち並び
殺伐とした景色の場所。
土曜の深夜ということもあり、路肩のトラック以外、人気はまったくなかった。
2時間程あたりをウロウロした後、市営ふ頭に行ってみた。
ここは200メートル×1キロ位の細長い敷地にポツポツと倉庫が並んでいる。
当然立ち入り禁止なのだが、こういう場所はたいてい釣り人がいることが多く
まあ大丈夫だろうと門を跨いで中に入った。
予想に反して釣り人どころか人っ子一人いなくて、ちょっと油断してそこら中を撮りまくって
いたんだが、ふと後ろを見ると300メートル位後ろに、回転灯を点灯させながら
パトロールのクルマがゆっくりとこっちに向かってくる。
これはヤバイと少し先の倉庫の角を曲がり、入ってきたのとは別の門(敷地が細長いので
門がいくつもある)から外に出ようとすると、そこには別のパトロールのクルマがとまり、
そこから先に行かせない様に通せんぼしている。
ヤバっ、と慌ててUターンしようとすると、クルマに乗っていた警備員がこちらに気付き、
バックミラーで不思議そうにこっちを見ている。
平静を装いつつ、敷地内を逆戻りし、クルマの陰になったところで猛ダッシュ。
そのまま近くの倉庫の物陰に駆け込んだ。