05/12/05 09:01:12 rnEZPIQ70
旦那の祖父が危篤の時の話。
連絡を受けて私、旦那、2歳の息子とで病院に向かった。
もう親戚の人も来ていて明日の朝までがヤマらしい。
息子はまだ小さいので病室にずっといるわけにもいかずもう夜で他の患者もいないし1階のロビーで待機していた。
普段8時には寝る息子も普段と違う雰囲気が嬉しいのか9時を過ぎても眠そうな気配がない。楽しそうにしていた。
9時をまわって、そろそろ夜も遅いし当番で義祖父に付き添うことにして今日はそろそろ帰ろうと言う話になってきた。
が。息子が突然「じいちゃん!じいちゃん!」と叫びだした。
病室にいる旦那の父のことかな?と思ったので「じいちゃんは上で用があるから待ってようか」と言ってもエレベーターまで行って「じいちゃん!じいちゃん!」と叫ぶ。
旦那が「連れて行こうか」というのでじいちゃんのいる病室へみんなで行った。
ところが旦那の父ではなく危篤の義祖父を指差し「じいちゃん!じいちゃん!」と言うのでああこっちのじいちゃんのことかと納得した。
「じいちゃんね今ねんねしてるの。今日はもう遅いしバイバイして帰ろうか」と私が言い、息子が「じいちゃんバイバイ」と言ったその瞬間義祖父の呼吸がおかしくなり亡くなってしまった。
みんなが「じいちゃんは最後に○○(息子)に会いたくて呼んだんだねえ」とみんな口を揃えて言った。