05/12/23 00:53:48 /7I7TV1G0
白金…良い響きですね。
でも南北線の『白金高輪』駅を降りると気付くはずです…『エッここって品川区?』と。
あの周辺は入り組んでいまして、路地を進むといつしか品川区。
そもそもあの周辺に妙に寺が密集しているな…と地図を見て感じる方もいらっしゃるか
と存知ますが、元は芝に在る増上寺の下屋敷跡。
隠居した僧侶等が篭った場所であると同時に複数の子院が建立されたんですが、大部
分の子院には『火葬施設』が建設されました。
江戸時代には五三昧と呼ばれる火葬施設が在りましたが、それとは別にも火葬施設は
存在していました。
五三昧(実は七箇所です)『小塚原』『深川』『砂村』『今里』『代々木』『上落合』『桐ヶ谷』
は小塚原=現・南千住5-21~22、深川=現・浄心寺、砂村=阿弥陀堂…現在地不明
(現在小名木川と横十間川の交差するスポーツ会館側が四ツ谷怪談の隠亡堀跡と考
えられている事からこの近辺か?)、今里=増上寺下屋敷、代々木=狼谷火屋…現・
代々幡斎場、上落合=法界寺…現・落合斎場、桐ヶ谷=霊源寺…現・桐ヶ谷斎場。
そんな過去があった場所なんですね…死体が荼毘に臥された場所。