05/11/04 14:43:17 yVHHQ0xKO
>>790
手違い、というか彼等がやったのは時間の流れを成立させる器官の破壊。
作品内では、時間の流れは連続では無く電子の運動の様に散発的な物であり、それに連続性を持たせ、因果を生み出すのは観察者の意思であるとされる。
破壊したのは、意思の無い間にその連続性を維持する器官。
これによって意識を失う度にランダムで過去、或いは未来の自分になってしまう上に、一度自分に起きた物事が全てリセットされ再構築されるようになる。
この時間移動は一切のコントロールが効かず、自分の行為が未来に反映される訳でも無く、過去すら常にうつろう。
回避はできず、眠ったり死んだりしたら即発動の逃れることの出来ない時間の迷路を永遠にさ迷い続ける恐怖は想像を絶する。
俺は久し振りに本読んで震えが来たよ。
トラウマではないし、長文、説明も解りにくくて申し訳ない。