05/10/28 09:43:13 W6Mxh6UZ0
そうえいば小学生のころ夏休みの午前中に999がやっていって、
ただのアニメだと思ってみたら、
異様に暗い、怖い、理解できない(子供には)で、
その日一日胸がモヤモヤしてた覚えがある。
鉄郎が出会った機械の体の女性の話。
彼女は好きになった貴族に
「金を出してやるから、最新鋭のファッションの体にしてくれよ」
と頼まれ、本当は嫌だったけど嫌われるのが怖くてOkしてしまった。
スタイリッシュな体に、最初は注目を集めていて自分も気分良かったが、
そのうち他の人も真似をしはじめ、
その体は最新のものではなくなった。
すると貴族の男は「時代遅れの体の女は俺にはあわない」
と言って彼女を荒野の星に置き去りにしてしまう。
彼女はさめざめ泣きながら
「なぜあの時自分の気持ちを優先しなかったのか。
嫌われるのが怖いと、自分の意見を飲み込んでしまって
一生、永遠に(機械の体なので不老不死)私は後悔し続ける。
あの人の気持ちは変わってしまうのに、私の体は変わってくれない」
子供心に「どう感想を言えばいいんだ」と。
他にも、脳みそと目玉だけの機械人間が、コードのようなもで
鉄郎を捕まえて「どこにもいくな、ここで話し相手になれ」と
襲い掛かる話もあって、これも恐ろしかった…。