ことりばこ【5箱目】at OCCULT
ことりばこ【5箱目】 - 暇つぶし2ch133:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:30:42 +yK0KRwI0
小箱さんがみてるかもしれないし、>>130のスレのハッカイとおぼしき
昔話をコピペする。

【祠】祟りって本当にあるの?パート3【塚】 より

81 :石(ry ◆ZrkcI736HE :2005/07/18(月) 23:16:37 ID:l+4GESUiO
まず、例の昔話には部落問題が関わってきてる。
嫌な人はスルーしてね。

86 :石 :2005/07/18(月) 23:21:28 ID:l+4GESUiO
むかーしむかし。ある所にそれは貧しい部落があったとさー。
部落に住む人は、いつも執拗な迫害に苦しんでいた。
罪も無いのに部落に住んでるというだけで、かなり酷い殺され方もされたりしたらしい。

90 :本当にあった怖い名無し :2005/07/18(月) 23:28:18 ID:l+4GESUiO
あ。。●にするね。


ある日、その●に一人の翁が訪れた。
それはみすぼらしい格好で、餓えと渇きで虫の息の老人は、遥か南方の地から来たのだとその言った。
●の人は老人を暖かく迎え入れ、自分達の食べる物も無いのに、老人を精一杯もてなした。


134:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:31:35 +yK0KRwI0
95 :本当にあった怖い名無し :2005/07/18(月) 23:40:35 ID:l+4GESUiO
甲斐あって、老人は日増しに元気になった。
ある日、老人は何か礼がしたいと言いだした。
しかし●の人々はもともと礼を期待してもてなした訳ではないので断る。
すると老人は、風呂敷に包まれた何かを取り出し、●の人にこう言った。

「ならば殺したい奴はいないか?」

老人の威圧感に圧されながらも、村人の一人が先日自分の息子を何の理由も無く殺した
地主の長男を殺したいと言った。

98 :本当にあった怖い名無し :2005/07/18(月) 23:51:00 ID:l+4GESUiO
「容易い事だ」

老人はその日のうちに地主の家に行き、床下にその包みを置いてきた。ただそれだけ。
憎き地主をどうやって懲らしめるのか期待してた●の人は

「ハァ?そんなんで殺せる訳ねーだろ」

と非難ごーごー。
ところがそれから二日経った日の夜。
地主、妻、長男、次男、赤子の長女、果ては飼っていた犬まで。
顔は歪み、そこら中に血を吐き、喉には掻き毟った跡がある。それは無残な死に方をしていたそうな。

135:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:32:44 +yK0KRwI0
105 :本当にあった怖い名無し :2005/07/19(火) 00:03:46 ID:l+4GESUiO
そしてその件があってから、●の人は老人を恐れて、誰も近づかないようになった。
「お前たちが自分をどう思おうと自分の命を救ってくれた事は変わらない」
「この包みはお前たちに預ける。が、この包みは三重になっている」
「女子供のような弱い者を殺したい時は一枚目の包みを剥がして使うがいい」
「より苦しませて殺したかったり、男を殺したいなら二枚目を剥がして使うがいい」
「だが、三枚目だけは剥がすな。決して剥がすな。何があってもだ」
「この包みは120年の後に効果が無くなる。それまでは使わない時は三重の包みを剥がさず
責任を持って保管しろ」

こう言い残し、老人は去った。

109 :本当にあった怖い名無し :2005/07/19(火) 00:16:51 ID:QwtXDSO0O
●の人々は、包みをその後、2度使った。
一度は村の井戸に毒を流した男の一家に。
二度目は新しく地主になった一家に。
それだけで十分だった。もう誰も迫害する者はいなかった。
その後、使われる事の無くなった包みは老人の言う通り、三重の包みのまま保管される。
また、その包みの存在は村人の一部にしか知らされていなかった。(濫用を防ぐため?)

それが災いして、じきに包みの存在を知る者は途絶える。
そしてある時、村の子供により、三重の包みの全てが剥がされてしまう。

136:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:33:26 +yK0KRwI0
112 :本当にあった怖い名無し :2005/07/19(火) 00:25:36 ID:QwtXDSO0O
中にあったのは、小さな木片を組み合わせて作られた小さな箱で、お札らしき物も貼られていた。
(この話は、色んな人から聞いた話を漏れがまとめて書いてるのだが、
なぜかこの箱の描写だけは誰の話でもほぼ同じ。。不思議だ。)

玩具と勘違いした子供は、複雑に組み合わさった木片をバラそうとする。
が、できない。子供は家に持って帰ってから解こうと考え、持ち帰る。
その子供は親が出稼ぎに出ていて、家では一人。淋しさを紛らわすためにも、
家でもその箱を解こうと取り組んでいた。

123 :本当にあった怖い名無し :2005/07/19(火) 00:39:13 ID:QwtXDSO0O
解いてるうちに子供は異変に気付く。
まず鼻血が出る。体にアザがあらわれる。そのうちひどく腹が痛みだす。
もう解くどころではない。転げ回り苦しむが、息もできず声が出ない。痛みもひどくなる一方だ。
ドタバタとやってる音に気付いて村人の一人が来た頃には
苦しさで鬼と見まごうばかりに歪み、紫色に染まった子供が息も絶え絶えになっていた。
そして子供は間もなく死んだ。はらわたがズタズタに引き裂かれていたそうな。
子供の原因不明の怪死。
残された箱が疑われるのは必然だった。
村人たちは箱を解く事にした。

137:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:34:15 +yK0KRwI0
126 :石(ry ◆ZrkcI736HE :2005/07/19(火) 00:48:09 ID:QwtXDSO0O
だが、やっぱり解けない。
業を煮やした村人は、箱を破壊する。
その瞬間、辺りに何とも言えぬ悪臭が漂う。(壊した時に、昼なのに太陽が消えて夜になったという話もあった。)
(また、この悪臭は室内にも関わらず一瞬にして消えたとされてる辺りがちょっとおかしいと思う。。)
中から出てきたのは、黒い塊だった。
(数十年経過してもなお赤黒い液体の血だったり、ひからびた肉片だったりな説もある。何にしろロクなモンじゃない。)

127 :石(ry ◆ZrkcI736HE :2005/07/19(火) 00:53:48 ID:QwtXDSO0O
ネタと思うならスルーしてな。
Bって奴の定義に疎くて漏れはよく分からないが、部落は確かに北海道にも存在する。
漏れの小さい時には三丁目みたいな感じで、六部落みたいに、普通に部落って言葉が使われてた。
今は「六区」みたいに、区に言い換えられたりしてるが、
社会でBの意味を知った時はショックを受けたもんだ。

138:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:35:01 +yK0KRwI0
136 :本当にあった怖い名無し :2005/07/19(火) 01:05:50 ID:QwtXDSO0O
話の続き。

その頃から人や物が切り裂かれる事件と、切り鬼の目撃例が多発しだした。
子供のように、外側が無事なのに中を切られる者
全身なます切りになる者
腕を切り落とされた者と様々だ。
ただ切り鬼の外見は、身の丈は今で言う1、5メートルくらい(意外に小さい)
頭は複数の赤子の顔が葡萄のように連なった顔。
胴体は闇の中にあってさらにその闇より黒かったそうな。

で、そいつはいまだに徘徊してて、言うこと聞かないと斬られるぞってなオチ。
激しく長文失礼しました。

139:本当にあった怖い名無し
05/07/19 14:37:29 +yK0KRwI0
石(ry ◆ZrkcI736HEさんは「北海道」の方だそうです。
もし、これがビンゴなら、ハッカイは「北海道」?


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