05/07/29 14:34:04 WI+lkYXG0
今から20年近く前、夜の六本木で遊んでいた。
そろそろ帰るかなと混んでいる表通りを避けて、わき道をテケテケ歩いていたら、前方で揉め事。。。。
身長2メートル近い外人が、見るからにヤクザと揉めている。
うわぁ、やだなぁと思いながらも、チラチラと見ていたら、外人がヤクザにストレート! 吹っ飛ぶヤクザ!
(なんだ、やっぱりヤクザって格好だけなんだな、弱いじゃんと思った俺)
「HAHAHAHAHA!」ってな感じで立ち去ろうとする外人。
そこへバラバラと集まってくるヤクザ7~8人。
外人はなにか喚きながら威嚇したが、ヤクザは無言でじりじりと外人に近づいていった。
その中の一人が背広を広げた。
ホルスターに入ったハンドガンだった。
外人は一気に弱気になり、「ヘルプ! プリーズ!」と言い始める。
ヤクザたちは無言で三段警棒を取り出すとボコボコにぶん殴り始めた。
コ、コエエエエエエエ!と急ぎ足で立ち去ろうとすると、拳銃を見せたヤクザが「オイ!」と。
俺が振り返ると、ヤクザは無表情に、指を唇に当てて「シィー」と。
俺がウンウンとうなずくと、ヤクザは手をパッパッと「さっさと行け」のポーズ。
角を曲がる時、振り返ると、ヤクザたちは無言で、路上にうずくまる外人をボコボコと蹴り続けていた。
この事件以降、俺は六本木での夜遊びは控えるようになったよ。。。。
無言のヤクザって怖いな、と思ったよ。
英語が喋れないから、無言なだけだったのかもしれんが。