05/07/24 22:48:41 rCUfnaQq0
学生時代のこと。
友人二人で居酒屋のカウンターでまったり飲んでいた。
二つ離れた止まり木に、30前半位のそれはそれは綺麗なお姉さんが
一人で盃を傾けていた。
おおよそこんな、すすけた店には似合わないいでたちで
身なりもよく、そこだけ雰囲気が違っていた。
何と言うかとにかく美人で、女優のようにも見える。
俺らは、気になって声をかけようかとも思いながら
結局何も出来ないでいた。
一人の男が店に入ってきた。
40位のちょっとガタイのいいリーマン風のその男は
静かにその女の方に近づいていった。
ああ、待ち合わせだったのか…、声かけなくてよかったと思っていたら…
続く