05/08/12 00:24:53 tnkJTrF20
>>654
クリファが10個あるのは単に10個のセフィラの影だからです。
元々の生命の木は「形成の書」にあるように10個のセフィラのみです。
左右の柱のクリファはそれぞれのセフィラの力が対面のセフィラと比べて強すぎた場合、
中央の柱のクリファは左右の柱のバランスや均衡の作り方に問題がある場合です。
左右のバランスだけで良いのか?というのは実は生命の木のシステムそのものの問題です。
生命の木は物事の成り立ちを、その背景や原因から4段階に分け、
それぞれについて対極となるものを割り当てて類型化し、
分析する為のダイアグラムです。
そしてその用途以外には使えない、万能ではない図形でもあります。
世の中の様々なものを類型化して単純な見方に帰結させる
というのは分析の基本ではありますが、世の中の全てのモノを類型化
出来る方法は存在しません。生命の木も同様です。
ただし生命の木の、物事を対立軸で分けるという比較的単純な類型化は、
人間という頭の悪い生物にとってはそれなりに使い易く応用範囲の広い方法
なのも事実です。
(記憶力と演算能力が高い生物ならば、もっと複雑な図形を使うでしょう。)
だから、汎用性を求めて生命の木をあまり複雑に改変してしまうのは、
カバラという昔ながらの手法からの逸脱であるのみならず、
生命の木を却って使いにくくしてしまう結果になるでしょう。
Simple is the best!の観点に立てば、左右のバランスだけでもそれなりに
有効に使えるのでOK、と私は思います。