05/06/18 12:31:04 SeY6UI400
>>947
そうかな?
>>940はともかくとして>>941の後半は変だよ。特に
>しかし、下位世界(現実社会)への波及を目指す風変わりな魔術師も
以降ね。
自作自演までやってスレを盛りあげようとする>>940=>>941=>>943=>>944=ID:Ej705/dw0
の努力は認めるが、魔術師が現実への波及を考えなくなったら只のアストラル・ジャンキーだ。
アストラル界に能動的想像力をもって建立する神殿は、物理的な神殿を現実世界に建立する為の
イメージでは決してない。
それは現実世界で「実現すべき」理想や理念のアストラル界における象徴なんだ。
アストラル界における象徴の実現化とはアストラル界の姿形の実現ではない。
(象徴と実在を混同しない事は魔術の基礎中の基礎。)
カバラにおける四つの世界の構造は、上位の理念がどのような構造で現実化されるか
(あるいはされないか)を示している。
バトラーの「魔術修行」に書いてあったように、カバラにおいては物質は生ける神の衣である。
そして物質の世界を表すマルクトは理想の象徴たるティファレット=王子の結婚相手たる
王女なのだ。
この視点が魔術師から失われた時、魔術は単なる空想の技術に堕落する。
多くの大家が現実の生活が大事だと言っているのは単なる建前論ではなく、
哲学的見地からも現実とのつながりが重要だからなのだ。
理想を早急に実現しようとして革命を目指すのは馬鹿げている。しかし
段階を踏まえて少しずつでも実現しようとするのがカバラの実践哲学である。
魔術がカバラを基本にするのなら、形だけでなくその哲学も踏襲するのが筋ではないだろうか。