05/02/26 21:54:51 sTsKIAug0
中学の林間学校の時。旅館は普通の和風の造りで廊下→下駄箱？（と風呂+トイレがある空間）→畳み部屋だった。
うちの中学（どこもそうかもしれないが）は夜間教師の見回りの関係でドア（麸）を全部開けて寝なければならなかった。
といっても実際は教師達は旅館の食堂でミーティング→宴会→就寝になることは生徒達の暗黙の了解だったのだが。
そして初日の夜、なかなか寝つけなくて困っているとちょうど枕元の腕時計が2時を差した頃。入り口に一番近いところで
寝ていた自分は何かが来ることがすぐに分かった。その旅館は廊下から部屋まで一直線になっていて、薄暗い廊下を人らしきもの
がフラフラ歩いているのが見えた。「2時なんてとっくに教師は寝てる時間なのに」と思っているとそいつはフラフラと
自分の部屋に入ってきた。「エッ！？なにこれ？」と思っているとそいつは自分の横で仰向けに寝だした。
もちろん畳の上にである。そして奥で寝ていたやつがトイレに行くつもりだったのか、ムクっと起き上がり千鳥足で足下を
見ながら必死に布団の隙間を歩いていた。しかし。最後の最後で彼は自分の隣で寝ている物体を踏んでしまった。
「ウギャーーー！！！！」その物体は悲鳴をあげた。みんな飛び上がって起きて電気をつけてみると・・・・
担任の先生（当時22歳♂）じゃん・・・
「せ、先生・・・？どうしてここで？」「みんなの部屋で少しずつ寝て行こうかと思って（照）」