05/02/12 00:02:45 c+SmCUhX0
小学校の頃、少年団で町内野球大会があった。
夏休みになると朝練が毎日あって、練習が終わるとパンと飲み物が出た。
結構小さな小学校だったので、高学年の男子は30人きっかり。
父兄の人が人数分買ってきてるはずなのに、ある日パンが一つ足りなかった。
その日は仕方なくもう一つ近くの商店で買って来て済ませた。
次の日、またパンが一つ足りなくなってしまった。今度は飲み物も。
人数を数えても30人だし、誰も2個取ったりなんかはしてなかった。
その後3日間、なぜかパンも飲み物も1個ずつ足りなかった。
大会は8月の上旬に終わり、お盆になった。
学校のすぐ横に小さなお寺とその辺り一体の墓場があった。
野良犬がお供え物を食べてしまったりしないように見回りをしていた時に
墓場の隅っこに何かが置いてあったのを見つけたそうな。
5個の菓子パンと、飲み物が数本。
野球の練習の時になくなった数と同じだったんだってさ。