【】“家”にまつわる怖い話聞かせて!二軒目【】at OCCULT
【】“家”にまつわる怖い話聞かせて!二軒目【】 - 暇つぶし2ch60:軍板より出張
04/12/25 00:32:18 mvRuLeAK
皆さんは風呂場というと、どんな印象を持たれるでしょうか?暗く、ジメジメとした印象
でしょうか。一日の汚れを落とし、サッパリとできる場所でしょうか。
私の印象はとても明るい場所といったイメージでした。昼間など、サンサンと日光が入り
込む。実家の風呂場ではそんな感じでした。

小学校も高学年になり、いよいよ来年から中学へ…という頃。家で1人留守番をしていた私
は、風呂に入ろうと支度をしていました。そして、入る前に湯加減でも見ようと思い、湯船
に被せる蓋(熱気が逃げないようにする板のような物)を取り除こうとした時です。
「コンコンコンッ」

微かな音でしたが、確かに聞こえました。誰かが床か扉をノックするような音です。音源は
どうも、風呂場に隣接する脱衣所の方からしてるようでした。先述しましたが私はその時、
1人で留守番をしていたのです。鍵もしっかりと閉めていました。とすれば…。

しかし、この頃には既にこうした出来事に慣れてきていたこともあり、『ここはひとつ、音
源を確かめてやろう』などという考えが浮かびました。それに、何か物が落ちた音だって事
も考えられます。あまり恐怖は感じませんでした。そして、脱衣所に向かおうとした時です。

一旦切ります。

61:軍板より出張
04/12/25 00:36:08 mvRuLeAK
続きです。

「ベタベタッ」という感じでしょうか。突然、風呂場の引き戸(曇りガラス)に、左右の手
が張り付くように浮き上がりました。何というか、引き戸を押さえ込むような風にも見えま
した。勿論、私は小便を漏らさんばかりにビビッており、その時はただ『風呂場にだけは入っ
てこないでくれ』と願うのが精一杯でした。

さて、身動きすら取れないビビリ様で曇りガラスに映りこむ両手を凝視していたのですが、
今度は何の前触れも無く、その両手がススス、と引き戸の下へ移動し始めました。一体何を
するつもりなのか…まさか、開けて入ってくるんじゃないだろうな。そう思った時です。

「ゴッ」という音と共に、曇りガラスに何かがぶつかりました。それと同時に、私は『ひぃっ!』
と情けない悲鳴を上げました。張り付く両手の丁度上辺り。そこに、今度は顔が張り付いていた
のです。正確に言うと、顔全体が張り付いてるのではなく、額の部分だけを押し付けている感じ
でした。表現し難いのですが、俯いたまま壁などに頭を押し当てると、最初に額が当たりますよ
ね?丁度、そんな体勢です。

一旦切ります。

62:軍板より出張
04/12/25 00:37:43 mvRuLeAK
続きです。

そして、今度はズズズ…という音と共に、ソイツは顔全体をガラスに押し付けるように、
少しづつ上げ始めました。風呂場の引き戸は曇りガラスでしたが、ソイツは張り付いて
いるので大まかな表情は何となく分かりました。

ニタニタと笑っていました、その女。ただ笑ってるのではなく、いやに白い歯を剥き出し
にして、ニタついていました。そして、今度はゆっくりと口を開き始めました。ニヤつきな
がら、何かを話しているようにも見えました。ですが、そんなのは聞くつもりはありませ
ん。私は必死の思いで湯船を足がかりに風呂場の窓を開け、無理矢理外へと脱出し、
親が帰るまで玄関先でブルッてました。

勿論、その日は風呂に入ろうなどとは思いませんでした。他の家族は全員入ってました
が、特に何かが出たとか、騒ぎ出す事はありませんでした。
その幽霊にはそれ以来会っていません。単なる通りすがりだったのか、私を脅して満足
したのか。今となっては全て謎です。

以上、乱文にて失礼しました。

63:軍板より出張
04/12/25 00:41:28 mvRuLeAK
>58さん、>59さん。そう言って頂くと、本当にありがたいです。
実は、これらの話を家族以外にはあまりした事がありませんでした。私自身
が言うのもなんですけど、俄かには信用されないような内容ですし。

これからも、思い出す限りの話をさせて頂こうと思っています。




64:あなたのうしろにつのだじろうが・・・
04/12/25 00:49:23 wk3h/1jo
=== 札幌澄川奇憚① ===

札幌中心から30分ほど離れたところに”澄川”という町がある。
今日はその町にあるとあるアパートと、まんまとそこに入居したYという男の話だ。
今から二十年も前になろうか・・・
Y「人が死んだ部屋に入ったさ。」
私「な、なんだ、唐突に!」
Y「だからさ、人が死んだ部屋に入ったんだって。」
私「あのねぇ、そういう所へ行くと今にホンキでバチが当たるぞ。」
Y「なにがだ?」
私「”なにがだ?”でなくてさ。ば・ち・が・あ・た・る・ってのよ!」
Y「そんな事はない。だいじょぶだっ!」

なんだか馬鹿馬鹿しくなってきたのでシカトをきめることにした。

Y「そいでさ、遊びにこないかい?今晩。」
私「・・・ちょっと待て!”部屋に入った”って、”引越しした”って事か!?」
Y「だからさっきから言ってるっしょやっ!」
私(なんで俺の周りにはこんなのばっかなんだ???)
成り行き上結局行く羽目になり、一人で行くのは非常に怖いので友達数人を誘うことにした。

そして当日。
行ってみると、まあどこにでもあるモルタル造りの普通のアパート。

Y「ホントは3万9千円なんだってさ。だけど自殺した人がいるからって
9千円にしてくれる!って言われてさ。」
私「しかし普通入るかなぁ?・・・信じられんって。」
Y「だってさ、考えてみ!きゅうせんえんだよ!誰だって入るんじゃ・・・」
一同「“普通は”入らんのだっ!!」
その後なんだか気持ち悪いのもあってでみんなで外出し、近くにあるファミレスで食事をすることにした。
何か変わった事は起きていないのか?と聞いてみたのだが、今のところ別段ソレらしき事は起こっていないようであった。


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