05/01/25 07:39:26 xl2E5OnR0
お久しぶりです。あれから色々ありまして、間が空いてしまいました。
今回は、正月休みの時に先輩から聞いた話をさせて頂きたいと思います。
ただ、この話は当事者の家族がまだ生きている為、仮名と多少の脚色を交
えて書き込みさせて頂きます。
また、「家に関する…」という主旨からは若干外れてしまうかも知れない
上、内容が内容だけに、特に女性の方はあまり読まない方が良いかも。
その先輩は、某地方の山奥に有る、小さな集落出身です。
私自身、学生の時に一度だけその場所に行った事がありますが、とても寂し
い場所でした。住んでいる人が温かい人達ばかりだった為、その集落の寂れ
具合が余計目立っていました。
さて、久々にその先輩と会ったので、色々と昔話に花を咲かせていたのです
が、たまたま彼の実家が有る集落の話になりました。
私「実家には帰りました?」
先輩「うん、まあ…」
私「…どうしたんです?親御さんと喧嘩でもしたんですか?」
先輩「そうじゃなくてさ。一応帰ったんだけど、色々と考える事があった」
私「親御さんの跡を継ぐ話でも出たんですか?」
先輩「いいや、違う。もっと根本的な話だよ」
そして、以下は彼が初めて私に打ち明けた話です。
一旦切ります。