05/01/03 08:30:52 F6pHgC0y
軍ちゃんのことだから新事実わかったらちゃんと教えてくれるってば。
ま、場つなぎ程度ですがうちのおばあちゃんちの話を。
祖母の家までは車で2時間。祖母の子供で飛行機じゃなく行けるのは
うちの母だけなので、わりとしょっちゅう半年に2~3回は顔出してました。
で、ある日。その日も特に理由もなく家族でおばあちゃんちにアソビに行きました。
暇な土日の我が家のイベントみたいなもんです。
幼い私はいつものように車を降りておばあちゃんちにかけこもうとしました、が、
車のドアを開けた瞬間猛烈な臭気で息がつまってしまったのです。
私は慌てて車のドアをしめ、車に閉じこもりました。
他の家族はそんな臭気には気づいていない様子で普通に
いつものようにお土産やらをもって祖母の家へと入って行きます。
私は何の反応も示さない両親や弟にびっくりしました。
母親は暫くして、私を車に置いたままであることに気づくと
「早く来んね(はやくおいで)」と言いに来ました。
「異常な臭気に息が出来ない」とはなんとなく言い出せなくて
私はただ首を振って、車のなかで縮こまっていました。
母は何故わたしが降りないのか理解できないようで
「なんばしよっと。まーたなんか拗ねとるとね?おかあさんは知らんけんね」
そういい置いて、平気で祖母宅へと入って行きます。
とうとうその日は私は車から降りることが出来ませんでした。
しばらくして祖母のつれあい、つまりおじーちゃんがなくなりました。
それから成長するにつれて、死に際した人に何度か出会う機会がありました。
そのたびに、祖父の時ほどではないにしろ、あの臭いに近い臭いを感じました。
あれは「死の匂い」だったのではないかと今では思っています。
最後は家話じゃなくなっててスマソ。