04/08/19 23:04 UnpjsQmZ
ほんのり恐かったんではなく、ただひたすら疲れた話ですが。
数年前、普段滅多に使わない路線の地下鉄に乗っていた時のこと。
少し込んでいて、私は立って本(海外の怪奇短編小説)を読んでいた。
2つ目くらいの駅を出たところで、突然立っていられないくらいに気分が悪くなった。
同時に、ドスンと誰かにのっかかられた気配。
ヤバいなーと思っているうちに脂汗がガンガン流れ、額が冷たくなるのが解る。
このままでは倒れると思い、次の駅で降りてホームにへたり込んだ。
数本電車を見送ったころようやく回復し、電車に乗った。
電車が動きだし、再び気分が悪くなる。
次の駅で降りてへたり込み...を繰り返し、このままでは埒があかんっと思い
念じてみた。
「空の見えるとこまで一緒に来て良いから、もうちょっとおとなしくして」
その後、のっかられた気配はそのままながらなんとか電車に乗ることが出来、
目的地に着いた。
「はい、外に出たよー。好きなとこに行けるよー」
って思いながら自分の肩をパンパン叩いたら、すっと体が軽くなり、
それまでの気分の悪さが急に消えた。
30分程度の距離を倍以上の時間かけて移動したお陰で、非常に疲れました。
特に体調が悪かったわけでもないので、乗り物酔いしたとも思えません。