05/10/11 21:34:38 Idap63Qu0
>>763
Thx!
長文逝くぜっ。
>>760
旅先での記念スナップなのか、狙って撮ったものなのか、それによって
評価は変わります。
狙ったものがど真ん中にデン、とあるのは「日の丸写真」とか言って、
いかにも素人臭い構図として、ちょっと写真かじってる人からは間違いなく
鼻で笑われます。
もっとも、対象や撮影意図にかかわらず、何でもかんでも三分割だの黄金比率だので
構図決める、あるいは評価するってのも、ナントカの一つ覚えってことに大した違いは
ありません。安心して下さい。
まず対象が真ん中にある事によって、画面や時間が静止したような、奇妙な
バランス感が生じています。
昼下がりの光線が、また穏やかで平和的で時間の静止した感じを醸し出しています。
地面の緑が左で切れて、三角形に石畳が鋭く切れ込んでいるのが、
控えめにそれを打ち崩そうとしています。
一方で水平が何となく微妙に傾いている事が、見るものに不安感を呼び起こします。
さらに、あいまいに霞んでしまってはっきりしない水平線は、茫洋とした感覚を
呼び起こし、現実の向こう側に広がる非現実との狭間を漂い、ともすれば向こう側に
引きずり込まれそうな気分にさせられてきます。