06/04/27 20:16:49 YByIVm+m0
ID変わってるけど、288です。
>>914
グループによるカテゴリー分けというのは、それなりに意味はあると思うんだけど、
俺の考えは、あれは原材料の格付けでしかないと思ってるので、仮に理想状態の100%パラフィン油
を製造できたとしても、鉱物油をハイドロクラックや未知の特殊性製法を使ってできた油なら
グループ2だし、PAOをさらに改質して同じ物を作ったらグループ4になるだけと言う事だと思う。
それと、グループ3は一定条件を満たした改質鉱物油はこのカテゴリーとなっているけど、
混ぜ物をしない状態の基油のVIについてで判断してるだけだし、申告して名乗れると言うだけなので
ちゃっかりした商売をしているところでなければ、グループ3を名乗ったところで
別にメリットはないと思うんだけど。
とくにシェブロン社は、Webサイトを見てみる限りでは、鉱物油から食用や化粧品用のパラフィン油を
作り出す技術を確立しているので、それだけ高い技術を持ったところがいちいちグループ3ですと
名乗らなくても問題ないのだろうと思っている。
あとは、他社との兼ね合いであえて名乗らない戦略をとっているのかもしれない気もする。
グループ2のオイルでもグループ3のVI性能を持っている物も多いよ。シェブロンのシュープリームはすべてグループ3のVI性能を持ち合わせている。
よく見ると一部除外される製品もあるかもしれないけどね。
なので、俺の意見はグループは性能ではなくて、原材料の区分だと思ってます。
性能の目安にはもちろんなるけど、グループ2と3では、VIが載っているスペックシートを見ないと判断できない。
国産オイルはそういう資料を詳細に公表しているところが少ないのが残念なところです。