06/11/14 09:43:12 d69bXCqI
★残業代ゼロ 合法化
安倍内閣が来年の通常国会に法案提出する「ホワイトカラー・イグゼンプション」
制度の恐ろしさが明らかになってきた。この新制度が導入されると、サラリーマンは
平均で年間114万円もの報酬がカットされるという。
安倍首相が好みそうな横文字の「ホワイトカラー・イグゼンプション」とは、一言
で言えば、どれだけ働いても「残業代」は一円ももらえないという “奴隷制度”だ。
現行の労基法では、非管理職社員を1日8時間、週40時間を超えて働かせる場合は、
通常の25%増し、休日出勤は35%増しの報酬を支払わなくてはならない。
安倍政権は、この規制を廃止する方針。11月中に「建議案」を提出し、来年1月
からの通常国会で成立させるつもりだ。
そもそも「ホワイトカラー・イグゼンプション」は、経団連、米国、さらにオリッ
クスの宮内義彦会長が率いた「規制改革・民間開放推進会議」が導入を画策してきた
ものだ。
(中略)
経団連は労働者の判断で労働時間を管理できると、もっともらしいことを言って
いるが、実施されればサラリーマンは長時間労働を強いられるだけだ。
(中略)
小泉改革は労働市場をヤミクモに規制緩和して、非正規社員を大幅に増やし、
働いても給与は生活保護基準を下回るワーキングプアを生み出した。さらに安倍
政権は、正社員まで低賃金で働かせようとしている。国民は踏んだり蹴ったりだ。