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【日刊ゲンダイ】東武バス運転手 居眠り運転の現場(2006/5/24)
こんなバス運転手は前代未聞じゃないか。きのう(23日)午前11時過ぎ、東武バスの
運転手(46)が竹の塚-綾瀬区間を運転中、居眠りをしていたことが発覚した。乗客に
起こされたため事故は免れたが、バスに乗り合わせた30代女性客の証言にはア然とさ
せられる。
「バスがフラフラ走行したり、発車や停車の反応が遅いからヘンだと思っていたんで
す。まさかとは思いましたが、南花畑広小路の交差点で赤信号で停車したバスが青に
なっても動かなくなった。不安になって運転手を見てみると、背もたれに寄りかかっ
て上を向き、目を閉じている。『運転手さん!』と声をかけたら『あっ、ああっ!』
と驚いた様子で目を開けました。アキれたことに、運転席で反っくり返って爆睡して
いたのです。
この運転手はそのまま終点駅まで運転したという。勤務先の東武バスセントラル葛飾
営業所の関係者はこう言う。
「朝の健康状態に異常はなかったため、最後まで運転させました。今後、十分に指導
するとともに、処分も検討しています」
バスの乗客24人はヒヤヒヤだったに違いない。