06/09/07 21:19:33 501vZF6L
>>87の続き
再試験の俺の順番は前から2番目。もの凄いプレッシャーである。
しかし、スラロームや坂道発進などはもう手馴れたものである。
少なくとも今回試験を受けに来ている人よりは、俺の方が卒検経験はあるはずだろうからな、悲しい事に。
そして、最期の砦の一本橋がやってきた。あの子も見ている。ここでヘマは出来ない。
一拍深呼吸をし、ちゃんと後方確認を怠らず発進する。
よし、前輪が乗った・・・後輪も・・・あとは脱落せずに最後まで・・・行けた!!
ゴール地点に無事に着き、メットを脱ぎ安堵した。
彼女に目をやると、軽くうなずいてくれた様な気がしたが、気のせいなのかな?
彼女の番が来た。しかし、彼女は落ち着いたもので、傍から見てたら全く問題ない走行をしている。
くそ、ツッコミ所がない・・・一本橋も無事終了。
そして合格発表の時がくる。
俺と彼女は・・・見事、合格!!2人で喜び合った事を今も覚えている。
手続き等を済まし、あとは帰るだけの状況になった。
このまま帰るのも寂しいし、どうせヒマだし・・・なんて彼女と話していると、
だったら今から一緒にショップまでバイクを見に行こうという事に。
今回は別々の送迎バスに乗らずに、1つのバスに隣同士に座る・・・