06/05/23 02:32:27 lkD+E7NM
じゃあ閑話でも。
それは四国一周的なツーリングへ行った帰りの話。
スケジュール上はのんびり行けるツーリングだったんだけど
自分の手違いで一日速く帰らなければならなくなり、
暗くなりつつも家路を急いでいたんだよ。
急ぐと言っても高速を使えばあっという間だろうけど、この区間は高速がまったく無い。
眠くなりつつも朝にはつかないとマズイ。
それに周りは外灯もほとんどなく、真っ暗な闇が広がっている。
このまま無理してで抜けてやろうと頑張っていたんだが・・・・
フッと気づくと何故か外灯の下に立っているのに気づいた。
無意識に休憩しちまったのか、賢いな俺・・・・とか思っていると
体がまったく動かない、立っているのに動けない。
そうしている(といっても何も出来てないが)遠くからバイクの音が。
そしてバイク近くまで走って来る、ライトが道を照らす。
こんな夜中にツーリングか?・・・・と思っていると
バイクはスっと俺の前を通り過ぎる。外灯にバイクが照らされたその瞬間、俺は気づいた。
見慣れた服装に見慣れたメット、似たようなバイク、荷物の積み方・・・・・
「ほぼ俺やん」
そう思った瞬間、俺はバイクに乗って外灯のそばを通り抜けた。
驚いてすぐさま停止、後ろのほうに外灯もある・・・・
外灯に下には誰も・・・・・いない・・・良かった・・・・
そう思った瞬間、外灯が消えた!
流石にビビって逃げ出したよ