06/03/02 01:11:30 TvNJ9uX3
ん~~~ >>719はやや文が乱れぎみ… またいきなり書いてある単語が問題
だったのかも…
境界層とは、表面にねばりつく流体の層で 空気でもかなりくっついています、
そのため空冷エンジンやラジエターなんかでは空気が強くあたらないと この層を剥が
せず 放熱効率が悪くなります
(もっとも 空冷能力の算定式では空気の量と、温度差が 重要項目ですが…)
これを体験するには、熱い風呂に浸かった時がわかりやすいです、熱くても じっと
動かずにいると 肌で冷えた湯が境界層としてまとわりついてきて、それほど熱くなく
なってきますが、少しでも動くと 層が剥がれて熱い! さらに早く動いたら激熱!!
水冷エンジンではポンプを強化したり エンジン内部の水路をあるていど狭くして
内部の流速を早くすると、よく冷えるのはこういう理由も大きいワケですね~
(チューンの手法では 特に温度の上がるプラグや排気ポート部分の水路を整えると
いう方法があるようです)
油冷エンジンや冷却系強化なんかでも オイルポンプを強化して ヘッドにオイルを
大量に供給するのは 油流を強くして境界層をトバしているのも大きな理由のようです
(ヘッド温度程度では オイルは沸騰しないので 気泡トバしは期待できないし―)
ρ ρ ○ 空冷エンジンのフィンでは フィン奥の境界層を剥がしやすく
“0;つ~コ ノ) するため フィン奥に穴を開けたり、フィンを分断したり
《*)⊆《*)⊂⊂ 曲 していますね~ (特に熱的に厳しい大排気量や2stは)