06/06/16 00:50:13 tu3/aAfC0
DKMについてちょっと盛り上がっているようですね。
ただ過剰な期待はできないのではないでしょうか。
ヴァンケルDKMの利点としては、完全円運動で遊星運動がないため、軸にかかる負担が少なく、
さらにアペックスシールにかかる力が一定のため、シール能がKKMよりも原理的には安定している、というところでしょうか。
欠点は大振りになること、部品点数が増えて重くなる、シールがさらに増える、ぐらいが挙げられていますね。
ヴァンケルDKMは吸排気をローターの中心を貫通するシャフトを通して行い、プラグもローターについています。
プラグがエンジンの内部にはいることでプラグ交換が困難になり、整備性は悪化します。
またシャフトから給排気しているため、吸排気ポートの面積がとれず、ポート閉鎖タイミングを遅らせることなどが困難となり、
燃焼行程を長くすることができず、燃費はとても悪くなると考えられるのですが、いかがでしょうか。