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フィリピンネスレ労組委員長」の殺害への抗議と激励を!
2005年10月7日
. フィリピントヨタ労組を支援する会事務局
フィリピンで労働組合のリーダー、人権活動家などに対する暗殺が広がっている。その中で9月22日ネスレ労組の委員長が殺害された。
今年8月私達の事務局員の一人がフィリピンを訪問し、ネスレのピケットラインを訪問して委員長に会ってきたばかりだった。そして9月末に
フィリピントヨタ労組エド委員長からフィリピンネスレ労組委員長殺害の情報が入ってきた。
「多国籍企業」は、本国では労働組合幹部ばかりではなく、正社員の一定の階層を買収するために高給など一定の労働条件を保障している。
しかし「多国籍企業」の本心は「発展途上国」ではあからさまに示される。フィリピンでは、トヨタはILO勧告を無視するばかりでなく、フィリピン
最高裁判決をも無視している。日本から組合への訪問客が行くと後をつけまわす。すべて組合潰しのためである。そしてトヨタグループの
内装関係に携わるアルコ社が90%出資するインドネシアPTカデラ社では、2001年に軍のお抱えの暴力団がストライキ中の労働組合員に
爆弾を投擲し、2人の死者を出している。「多国籍企業」は「発展途上国」では時には組合潰しのための殺害もいとわないのだ。
私達は「資本主義の先進諸国」の法的基準を「発展途上国」で守る事ができない「多国籍企業」を弾劾する。彼らには他国に進出する資格がない。
そして血塗られた資本は世界の何処にも存在する必要がない。私達はネスレのフィリピンネスレ労組委員長殺害に強く抗議し、フィリピンネスレ
労組とフィリピンの労働者がこの弾圧にめげることなく闘いを発展させることを心から願うものである。