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トヨタとグッドイヤー、米国で集団訴訟＝ミニバン装着タイヤの速い摩耗で
AP通信によると、米国の消費者が10月31日、トヨタ自動車とグッドイヤー・タイヤ&ラバーを相手取り、
トヨタ製のミニバン「シエナ」に装着されたランフラットと呼ばれるタイヤに欠陥があるとした集団訴訟を起こした。
訴状によると、タイヤは約1万マイル（約1万6000キロ）の走行で大きくすり減り、毎年取り替える必要がある
「不完全な製品」としている。ランフラットタイヤは走行中にパンクしてもしばらく走行が可能で、安全に
停止できる機能を持つが、摩耗が従来品より速いペースで進むという特徴がある。
原告側の弁護士によると、ランフラットタイヤの採用により、ユーザーは年間1300ドル（約15万円）の
負担を強いられると主張している。トヨタ、グッドイヤーともにコメントは発表していない。