06/07/25 09:36:03 ZfjYt54p
私の祖父はシベリアに抑留されて帰国することができましたがその時の話を一言も語りませんでした。
去年某所で知り合ったお爺さまがシベリヤ抑留体験を話してくれました。
・ロシア人は愚かで毎朝の捕虜の点呼もまともにできなかった。日によって人数が違ったりしていた。
そんな愚民に捕らえられアゴで使われているのはとても情けなかった。
・ロシア人の日本人捕虜に対する冷遇はそれは酷いもので想像を超えるほどの肉体労働に対して食べ物は固いパンがほんのひとかけらだけでワシは骨と皮だけになってしまった。
・ある晩 寝ていると急に日本人捕虜が「ウォ~~~~~」と大声で叫んで上半身だけ起き上がったかと思うとパタっと死んでしまった。
その人は収容所の暮らしで気が触れて死んでしまった。
・わしは毎日ひもじくて毎日怖ろしかった。
などなど。
そして今日話したことは今まで家族にも誰にも一度も話したことがない、と仰っていました。
あまりにも辛い体験だったのだと察せられました。