06/04/28 11:03:01
上げミス。再ageついでに >>388 補足レスです。
P.093
本当にはがゆかった。(中略)
無数の飛行機と無尽の砲弾で、日本軍を目つぶしにした敵は、
まるでピクニックのように口笛を吹きながら、自動小銃を小脇にはさみ、
ゴム裏の靴をはいてぶらりぶらりと進んでくる。
彼らは昆虫でいえば、その長い触角の役目、1発でもこちらが射とうものなら、
すぐに携帯の無電機で後方の砲兵陣地にその位置を知らせる。
二分とたたぬうちにこちらの小さな陣地などは、山ぐるみ吹っ飛ばされてしまう。