05/12/17 07:47:56
>>522
んー……。ただその問題は難しくてね。
そもそもカメラによってプライバシーが侵害されるというのも、
かなり次元が異なる抵抗じゃない。
むしろ、「出入り口が映ればプライバシーが侵害される」に対して
「社会の安全を確保するため」という回答で返す方が、まあ官僚的な
方法ではしばしばこの方法が用いられるのだけれども、結局のところは
反対する側は自分たちの質問に答えてもらっていないという気がするし、
感情的なわだかまりが残りやすいと思う。
しかし「出入り口が映ればプライバシーが侵害される」に対して、
「出入り口が映ることによって自分の家屋に侵入されるような犯罪を
抑止できるかもしれない」という回答を出せば、それはそれで一環して
完結しているやり取りでしょう? その他の問題、たとえば予算だとか
そういう問題に対して、自分の家屋に侵入される犯罪を云々するのは
かなり筋違いだとしてもさ。
ビッグブラザーな監視社会というのは確かに一面では問題だけど、
ただ古代から何らかの監視社会というのは存在したわけだ、村八分とかの
しきたりも監視社会の一環だからね。だからたとえば権限の分散、
国家による監視ではなく都道府県による監視(まあ警察は都道府県が権限を
握るよね)など仕組み作りの工夫は必要だと思うけど、かと言って
監視無き社会というのが本当に社会のためなのかという問題も出てくると思う。