05/09/16 07:26:22
>>92
その新聞記事では不況が原因での養育放棄と、虐待の増加は別々の件として語られているよ。
不況が理由での親の失踪・子供の保護の必要と、虐待での子供の保護の必要は両方とも
児童相談所が預かるわけだけれども、根本原因が違う。
そもそも不況の話で言えば2000年頃に較べれば2004年あたりは徐々に景気が底堅い兆候が
見え始めていて、その理論で言えば虐待の通報件数は減っていないといけないのに、逆に
虐待の通報件数は増えている。
現在の日本で虐待の件数が増えているのは児童虐待に対する国民の意識が向上してそれまでは
隠れていた虐待が顕在化しているからというのはよく知られている話。
>>95
雇用の件については同意なんだけれどもね。
今は雇用を減らすような改革はやりにくいのではないか、少なくとも雇用削減に伴う受け皿作りの
転業支援に明確に道筋をつけておく必要があったのではないかとも思うのだけれども、今はそういう
向きには流れなかったから。
とは言っても現状の放置よりは痛みの伴う改革の方がマシだったとは思う。経済環境的な改革の
タイミングという意味では万全のタイミングではなかったかもしれないけれども、政治が改革を決断する
タイミングというのは今しか無かったのではないかという感じがするからね。